タグ： さんずいの探索者だよ

https://picrew.me/image_maker/41153 元陸自。今はフリーター。ちょっと目つきが悪い。 中高時代はやや刹那的な生き方をしていた。 鼻っ柱の傷は自分の腕試しにと街の不良と喧嘩し、返り打ちにされたときのもの。慢心に対する自戒としている。（自分では歴戦の兵士のようでちょっとカッコイイと思っていたりもする。） 高卒から自衛隊入りする。工兵科に配属され、PAC-3等の管理を担当していた。 自衛隊に入隊した理由は、「そこなら生きる意味を強制的に与えてくれそうだったから。」　（柴にとって現代社会は少し自由すぎていて、何かしら生きるための標が必要なタイプ。） 本心においては、国家というものに思い入れもなければ、市民を守るという気概があるわけでもない。ただし、国家や市民という存在が自分の行いに意味を与えてくれる限りにおいて、それらを守ってみるのもいいかと考えていた。 自分本位ではあるものの、例えば自分の死が何かの意味を持つならば、その死を厭わないような性格。 また、根っこはとても真面目な性格で、基本的に曲がったことが嫌い。物事にきちんと筋を通したいと思っている。 軍隊という組織の歯車になって無心に働くことはわりと性に合っていたため、理不尽な成り行きで除隊となったことのショックは少なからずあり、現在は昔の刹那的な面が復活して若干やさぐれている。何より、生きる目的を与えてくれる肩書きを失ったことは堪えている。今は、とにかく早川に言われた「後のことを頼む」を、陸自としての自分に課された最後の仕事だと思っている。 〇早川について 人付き合いがあまり得意ではない柴にとって、面倒見のいい先輩である早川にはなにかと世話になっており、恩義を感じている。早川のまっすぐな人柄は、自分にはない得難い魅力だと思っている。 他でもない自分に「後のことは頼む」と言われたからには、その義理を果たそうと思っている。

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