タグ： 海も枯れるまで

ポルトガル出身の青年。西洋で悪魔の象徴と呼ばれる赤褐色の瞳を持ち、幼少期から虐げられてきた。 見る物を虜にするような美貌は、東洋では金持ちに高く売れるという話を聞きつけた親により、人身売買の手に回され日本へ。 （多分闇オークションとか出されてるよ） 場所を移せば少しはまともな暮らしが出来るかと期待したが、既に人権すらない存在にそんな未来が約束されているわけもなく 道楽者達の慰み者として、薄暗い地下で飼われる生活を送っていた。 我慢していればすべておわる、泣き言は言わない方が痛くない、を重ねた結果、自ら意思を持つことを封じ、心を閉ざしてしまう。 そんなある日、たまたま屋敷の出口が開いていたことに気付き、僅かな希望を持って脱走を試みたが、屋敷の使用人に見つかり連れ戻されてしまう。 その際、またあの暗がりに閉じ込められるくらいならと、自ら首を切った。それでも、死に切ることは出来なかった。 その衝動と傷物になってしまった彼を恐ろしく思ったのか、病院に放り込まれ、傷が塞がったあとも、迎えが来ることはなかった。 ずっと心の支えにして来たのは、幼少期に読んだ聖書だった。 神様は、どんな境遇の人にも分け隔てなく救いを与えてくれる。それを信じて、近くの教会を訪ねた。 神父はそんな彼を温かく迎え入れてくれ、自らが支援する孤児院を紹介してくれた。 暫くは奉仕活動を行いつつ、子供達に囲まれ穏やかな生活を送っていたが、それも長くは続かなかった。 ある夜、子供達が寝静まった頃、個室に鍵をかけられ、神父に酷い虐待を受ける。 人前でニコニコしていなければいけない分のストレスの発散を、"悪魔"である彼にぶつけようとしたのだ。 悪いものへの折檻は何もおかしな話ではない、自分がこんな容姿で生まれてきたのがいけない。 最初こそそう思って耐えていたが、虐待の回数が増えるに連れて次第に自己嫌悪の意が強くなり、人知れず自傷をする機会が多くなった。 けれど、そんなもので淀んだ気持ちが晴れることもなく。 生きている限り、誰かの恨みや欲望の捌け口にされてしまうのなら、そんな人生などいらない。 キリスト教では、自分を殺すことは罪とされ、自殺は禁止されている。 ならば、穢れた存在である自分がこのまま身を投げてしまっても、神の元へ召されることはないのだろうか。 ああ、それでも、この世界に命ある限り、自分が幸せに生きることは赦されないのだとしたら いっそ神でも悪魔でもいい。どうか私の魂を、安らかなる地へ導いて下さい。 振り直し：CON7→15　入れ替え：STR←→INT 人生ジェットコースター。 絶望に叩き落されるたび新たな人生に希望を見出すけれども、手を差し伸べてくれる人はみんな私欲持ちでいい人に巡り逢えなかった。そんな人。 精神的に参ってるからSAN低めでもいいか精神。ちゃんとした勉強をしてないからEDUも低め。 幼少期に渡日したとして、母国語を日本語にしています。 本名：シスタス・アルビドゥス　花言葉：「人気」「注目の的」「私は明日死ぬだろう」 糸杉（糸椙）　花言葉：「死」 尊は個を尊ぶという意味で名付けられた。命と同読みで、本来の名前の意味は命の死。 現在の日本名は神父に拾われた際付けてもらったもの。（日本に来た頃は本名で呼ばれていた） 海枯れ 図書館初期値成功 目星C

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