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古屋桃　中学教師（芸術家ベース/2015参考）・25歳　3月28日　f7b977「杏色」 　緩い教師。美術という科目から余計に緩く思われる。感性を育てるのが大事、というものの実質ほぼ放任のところがある。 　出勤時と勤務時着ている服は違う。どうしたって服は汚れるので着替えておこうの意　校内で着ている黄色の羽織は撥水生地のもの。 　曰く、「僕ってすぐわかるし汚れないし、いいことづくめ」らしい。確かに目立つ 　授業のない時間は校内をぶらぶらしている。スケッチをしていることもあれば体育の授業中の生徒にちょっかいをかけたりもする。 　ふわふわのいのちのようなムーブをする割に意外と相談にはちゃんと乗る。相談してくる生徒がいるかどうかは別として。 　とはいえ特別扱いはしない。あくまで教師としての距離感のまま。どうして教師になったの？って聞かれたらこれくらいしかなかったから、という。 　愛称は桃先生。どこか抜けててゆるい先生、というのが生徒・先生からの評価。多分 　基本あまり壁を作らないので誰とでもある程度は仲良くなれる。が、何考えてるのかはいまいちつかめない。恐らく無害そう、そういう印象 　いつも持ち歩いてる樹脂標本は言えば見せてくれる。モンスターボールみたいで手に馴染むんだよね、って言ってる 　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　►ソープスクール通過後 　　どこかの森に囲まれた施設で、母親と妹と暮らしている。 　一人称：僕（学校）俺（普段）　/　二人称：（名字）さん、～先生　/　三人称：君 　*特記：専門とする分野の＜芸術＞または＜製作＞技能に+10%　→＜芸術：油彩＞ （基本性格） 　　神経質 / 一途な想い / 自分勝手 （追加志向） 　　ロリコン / 収集癖 / 誤読が多い ✑自探縁故 　　唐澤未海：母方のいとこ。妹と仲良し 　　戸田胡桃：公園で偶然仲良しになったちいさなお友達 ✑特徴表 　36：格闘センスの持ち主 　　　幼い時から柔道で鍛えられてきた。素手の戦闘技能３つ（キック、組み付き、頭突き）の基本成功率が50% 　　　（まあ妹を守るためにはこれくらいね） ✑花ダイス 　99：小判草（こばんそう）「興奮」「熱狂」 　　　貴方の熱意は人一倍だ。皆がそれについてくるかはわからない。けれども気にしないのが貴方だ。気づくと孤立しているかもしれない。 　　　それでも止められない熱がある。もうしようがないことなのだと悟るのが貴方。 　（裏花ダイス） 　　　15：菊（きく）「高貴」「高尚」「真実」「真の愛」 　　　　　貴方の行いは全てが正しい。貴方の言葉に皆が頷く。自分を信じる貴方の言葉が、皆が信じる貴方をさらに高みへと導くだろう。 ✑うた 　明日、いきなり隕石落ちないかな？ / 『明日いきなり　隕石落ちないかな？　嫌な用事ごと　消えてくんないかなあ？』 　シェーマ / 『汚れた感情が　爆発するのさ』 ✑参加シナリオ 　✧〖ソープスクール〗四片卓_2021.1.15-2021.1.19 　　　チオ_三好潤、かのこ_誉川希名子、ルナ_ヴェレ・エッカート 　　　（不定：吃音症/残り5卓） ■HO4 　「HO④先生って何考えてるの」 　・あなたは美術教師です。 　▼過去 　　あなたは幼い頃体が弱く、中学生の時に長期の入院をしていました。入院中に絵を描く楽しさを知りました。 　　入院中の記憶は曖昧でしたが毎日のように妹や、他誰かがお見舞いに来てくれて、描いた絵を色んな人に見てもらっていました。 　　退院後も通院を続けていましたが、教師になってから調子が良く病院に行っていません。 　▼自殺した生徒について 　　彼女はあなたの実の妹です。 　　名字が違うのは両親が離婚しているから。それまでは仲の良い兄妹でした。 　　現在互いの立場の事もあるので周りにはそれを隠していましたが、他人のように接してくる冷たい妹に対し少し不満を感じていました。 　　妹はHO①先生が担任のクラスでも、HO②先生が顧問の部活でもいつも1人で心地が悪そうにしており、よく保健室に行っていました。 　　実の家族であるあなたに何も相談して来ませんでした。 　★芸術系技能に+50% 　□美影杏 　　「桃の花言葉は『あなたのとりこ』」 　　杏に近くてでも別物、「ふたつにわかれるもの」 　　10歳下の大事な妹。ただ”大事”。 　　生活の一部であり、軸ではない。そこにいるのが当たり前、会いに来るのが当たり前。だった。 　　入院していた時期、どの友人より両親よりも記憶に残ってるのは妹の事。妹と一緒に描いた絵は今でも一人暮らしの部屋に置いてある。 　　いちばん多感な時期に人の死に触れていたから、いつか人は死ぬものだと”実感”として知ってしまったから。 　　だから、妹をいつか看取るのは自分がいいなと思った。知らない所で死なないでほしい、そう思った。 　　両親が離婚して、離れ離れになることになった。妹は大泣きしていたし、俺も少し泣いた。 　　一人の時間を過ごせば過ごすほど不在が自分の中で浮き彫りになる。家に帰った時、朝起きた時、どうして妹はいないのか。 　　なぜ同じ場所で過ごしていないのか。そんな折に、近所の女子高生が殺される事件が起きた。 　　妹の声を聴ける未来が当たり前に訪れない可能性があることを知った。いや、正確には思い出した。 　　死なないでほしい。誰にも殺されないでほしい。俺が守りたい。誰かに殺されるくらいなら、俺が殺したい。最後までその顔を見ていたい。 　　会えない時間は思考を歪ませる。妹の全てを知っていたい。そうすればきっと安心できるから。 　　どうしたら少しでも杏の傍にいられる？引き取る、なんてできないからこそ教師になる事しか思いつかなかった。 　　杏が高校生になったら自分も高校教師になればいい。それができるもの、自分の中でも武器になるものは？答えはひとつだった。 　　他人じゃ埋まらない。杏じゃなきゃ意味がない。そう焦がれているのに満たされないから、無理やり代替で誤魔化している。 　　妹と同い年の少女を抱きしめては「ああ杏もこれくらいの温度なのかな」って考えたり、 　　その先のことで「こういうことをもうしてるのかな」って胸が締め付けられたり。簡単に言えば援交。 　　気づいたらその年代にしか反応しなくなった。一人で処理するときに考えるのも勿論妹。でも恋愛感情は一切ない。その異常性に自覚はない 　　思い出すのは自分を見ない妹ばかり。けど、その視線が少しでも向いたら、先生としてでもいいから話してくれたら 　　そういうことを考えて処理してた結果、若干妄想と現実が混ざってる。都合のいい解釈、「言わなくてもわかってほしいって俺は試されてる」 　　妹が特別である理由。他人に目がいかない理由。 　　「おにいちゃんとおおきくなったらけっこんする」「おにいちゃんといっしょにいる」 　　記憶か捏造か、もはや定かではない。その言葉がずっと心にあるから妹だけを見ている。結婚なんてできないのに、杏は馬鹿だなあ 　　けど俺も一緒にいたいから早く一緒になろう。恥ずかしがってるだけ？そのはず、だって提出物には俺だけにわかる絵をかいてくれてる。 　　そういう遠回しなものでも確かなつながりがあるんだから、俺が待っててあげなくてどうするの？（すべて勘違いです。） 　　どうやら誰にも相談できないことがあるらしい。俺に相談したら困らせると思ってるのかな。何も困る事なんてないのに。 　　けどそういうのも思春期か、いつでも好きな時に言って。なんてったってお兄ちゃんだからね、わかるよ 　　いじめで死んだ、と知った時。哀しみよりも動揺よりもまず最初に怒りが湧いた。 　　なんでいじめなんかで死んでんだよ。俺がこれだけ傍にいたのに、どうして俺に何も言わずにいなくなんだよ。 　　なあ、それならいっそ俺に殺されて欲しかったよ。ここまで俺が築いた道って何だったんだ。 　　独り善がりの愛。これだけ妹のために尽くした人生に、妹しかなかった人生に、少しでもいいから見返りが欲しかった。 　　昔みたいにお兄ちゃんって呼ばれたかった、自分をいちばんに見て欲しかった。冷たく接せられる理由の本質なんてわからなかった。 　　何がいけなかった？お兄ちゃん、治すから　びっくりした？って　帰って来てくれよ、なあ 　　勝手に、俺の知らない所わからない所で、死んでんじゃねえよ 　　教師になればまともな人間になれるかもしれない、この妹狂いも落ち着くかもしれない。そういう期待が6割、妹の傍に居たいが4割。 　　警察が犯罪を犯さないように、教師になれば適切な距離になれるかもしれないという打算があった。基本的に自己愛≧妹愛 　　生まれてしまった距離のせいでこの執着が生まれているなら、視界に妹のいる日常が生活の一部になれば落ち着くかもしれない。 　　そういう下心がまだまともなうちはあった、けれど実際は冷たい態度を取られる度に行き場のない感情に苛まれるばかり。 　　結果、被害妄想と都合のいい解釈は悪化する一方だった。 　　 　　妹をそのまま保存できたらいいのになあ……とは、常々。妹の生前から。樹脂標本に嵌ったのもそういう気持ちがあったから。 　　人間もこうやって標本にできたらなあ。でもそうしたら話せないか。そんなことを考えながら手慰み程度に樹脂標本を作っていた。 　　いつも持ち歩いてるのは蛍光塗料がいい感じにぼやけたもの。妹が褒めてくれた（幻聴） 　　何かしら握ってないと落ち着かないので持っている、それ以上の意味はない。 　　…強迫性障害。妹に無視される度に、このまま死んでしまったら？その前に殺すべきじゃないか？という思考が過ぎる。 　　守るためには殺すのが一番じゃないか？いや、そうしたら話せない。でもその時には俺だけを見てくれる？でも、いや、…… 　　思考は基本的に支離滅裂。それを誤魔化す精神安定剤としてのもの（安定とは…？）本人に自覚はない。 　　入院時からの死への恐怖がこじれた結果、妹との不和の結果。「俺はこんなに杏を大事に思ってるのに、杏が無視するのが悪い」が、若干ある 　 　　妹が死んでからはずっと油彩画を描いている。絵が描けなくなった。ただただずっと、キャンバスを染めている 　　怒りのまま準備室を荒らしてぐちゃぐちゃにして、未だにそれは片付けられてない。片付けたら死を受け入れるようで、まだできない 　　”古屋認識”の「杏→古屋」はホワイトハッピー/MARETU 　　…＞「一直線に迎えに来て！迎えに来て、いますぐにさあ」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　►ソープスクール エンドA・主犯格名乗り上げ - その後 　　どこかの森に囲まれた施設で、母親と妹と暮らしている。 　　自身は妹と母親とこの施設にずっと昔から一緒に住んでいる。 　　3人とも体が弱く、この施設でなくては生活できない…そう記憶している。 　　妹は「杏」。外に出ていくつもりもなく、ここで過ごし続けるつもり。なので、実質ロスト。出せてクローズドシナリオ。 　　勿論この「杏」は美影杏ではない。恐らく、吉良えりなでもない。 　　教師をしてた記憶だって勿論ないので、同卓PCのことは知らない。 　　狂気が基盤ではあるけれど、それが公になる事柄がないため今はただの穏やかな兄。 　　社会的には犯罪者という扱いになっているため、「古屋桃」として外に出ることは不可能。 　　「…市内の中学校で起こった殺人・監禁事件についてのニュースです。 　　　中学校教員が生徒を自殺に見せかけて殺害、生徒・教員を誘拐監禁し3人が死亡、7人が負傷しました。 　　　容疑者は駆け付けた警官にその場で射殺されたとのことです。警視庁は本日未明、射殺された容疑者の名前を古屋桃と発表しました。 　　　古屋容疑者の住宅周辺の住民に話を聞いたところ…………」

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