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とある事件で後輩を庇い大きな怪我を負い、それ以来義足になった。慣れない義足に不自由しているものの退屈しないのでマイペースに楽しんでいる。また、怪我の影響で味覚が薄くなり最近は調味料を多目にかける癖がついた。シスコン。歳の離れた病弱な妹・アリスの病院代や自分の義足のメンテ代などを稼ぐために若干ワーカホリック気味。妹に対しては過保護である。そんな妹に最近「あの後輩の人のことどう思ってるの？」と聴かれ「物好きな後輩だろ…？」と答えた結果、散々罵られ口を聴いてもらえなくなったとか。 我欲が強く、そのために熱くなると自分の命を勘定に入れない時がある。 親元を離れる際に両親と大喧嘩した為現在は連絡を取っておらず1人で暮らしている。 両親はいわゆる転勤族だったため、彼の周囲に学生時代からの友人はいない。 そのため寂しがり屋ではあるのだが彼自身自覚しており、酒を飲むとつい色々とこぼしそうになるのが怖いので酒はめったに飲まない主義。 後輩（クロエ）と一緒に飲むときはきっと介抱する側。 後輩にストーキングされていることには気がついていない。なんか最近よく後輩がくっついてくるなと思っている程度。むしろ根気のあるやつだなと思っている節があるので評価をあげている。 実はその後輩に自分の襟に盗聴器と発信器を仕掛けられているが気付いていない。気がついたらちょっと怒る。 義足になった当初はどうしようか迷っていたが後輩が悩んでいる姿を見て続けることを決めた。自分が辞めても辞めなくても気にするだろうことはわかっていたが、ならばせめて自分が彼女を引っ張ってやろうと決めた。 「いいんだよ。これくらいかけた方がウマイから。」 「自分の欲望に従って何が悪い。俺は欲しいものに遠慮はしないぞ。」 「俺は脚を失ったが妹の友達を助けてやることは出来た。それで充分だろ。流石に妹に縁を切られるのは勘弁だからな。」

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