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幸運65 風間 樹(かざま いつき) 男 30歳 一人称:俺 自宅で絵画制作を行う画家。美大卒業後、なんやかんやあって幼馴染と同居しながら絵画制作に励んでいる。 特に決まった様式で絵を描いてる訳では無く、水彩、油絵、版画、デジタルイラストなど多岐にわたる。 型に当てはまらない樹のスタイルは多様性を認める風潮の広まりつつある世間に受け入れられてはいるが、一部では陰口を叩かれてもいる。本人は全くもって気にしていない。 スタイル自体は自由だが、描くのは「宇宙」または「天体」をメインにしたものが多く見受けられる。 幼い頃から宇宙が好きで、将来の夢は宇宙飛行士であった。が、学力はまだしも体力や持久力に自信が無くいつの日にか捨て去る。 それでも宇宙が好きという気持ちだけは忘れられず、好きだという思いと自らが届かなかったその場所への憧れのような感情を持ちながら筆をとっている。 だが本人曰く、今となっては画家で良かったとも思っている。 それは幼馴染である吹雪ちゃんの側に居られる為。吹雪ちゃんとは家がご近所で幼馴染であった。 身の回りの事に無頓着な吹雪ちゃんに昔から世話を焼くのが樹にとっての「当たり前」である。 樹が吹雪ちゃんにどんな感情を抱いているか。正確には本人も計り知れてはいない。放っておけない幼馴染であり、妹のような存在であり、それから…？といった感じ。 性格は特筆する事がない程度には普通。 強いて言うのであれば真面目。 好きなものは「宇宙」や「天体」 それ繋がりで趣味は天体観測。自室にはそれなりのお値段がする望遠鏡が置かれているらしい。 世話焼きな面は吹雪ちゃんにのみ発揮されているとかいないとか。 家では絵画制作に励みながら家事炊事洗濯をこなしている。特売日にはスーパーに走る。 画家としての腕前はあり、作品もちゃんと売って生計を立てていっている。彼の絵画は一枚を除き全て売られていった。 唯一残された一枚。どれだけ額を積まれようがその絵を樹は売るつもりが無い。そもそもその絵は誰にも見せた事は無かった。 題名は「Cosmonaut」 訳すのであれば「宇宙飛行士」 樹の憧れと夢を詰めたその絵は、売られる事もなく部屋の片隅に布を被せて置かれている。 ↓ここから先シナリオ終了後までKPさんにのみ開示する設定。 上記では宇宙飛行士を諦めた理由に「体力と持久力の無さ」を挙げていたが建前。 諦めた本当の理由は樹が重度の暗所及び閉所恐怖症だからである。 実際今暮らしている中でも、家は常に明るくしているし、閉所にならないよう開けた感じの家具配置やら整理整頓、窓をどこかは絶対に開けておくなどで対処している。 だが、その恐怖症二つを抑え込めるものが一つだけあった。 それが吹雪ちゃんの存在。 樹は吹雪ちゃんの前では頼れる幼馴染であろうと、そうありたいと思う為それらに対する恐怖を抑え込める事が出来た。 無論、吹雪ちゃんが仕事に行っている間は常に部屋を明るくし、閉所を作らないよう努力している。 吹雪ちゃんにカッコ悪いところを見せたくない。年上幼馴染の、そして男としての意地の様なものである。 絵画「Cosmonaut」の中身 部屋に布を被せ置かれてある、誰にも見せた事の無いその絵には宇宙を泳ぐ宇宙飛行士と、地上から宇宙を見上げる1人の女性が描かれている。 宇宙と地上、遠い場所に居る2人だがその指先には透明な糸が繋がっている。そんな絵。 描いた樹本人に自覚があるのか無いのかは知り得ないが、もちろんその絵の宇宙飛行士は樹、女性は吹雪ちゃんのイメージ。 樹の描いた憧れと夢。それがこの絵である。 言語化出来なくなったのでニュアンスで受け取ってくださいすいませんでしたうわあああああああ

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