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※海枯HO1秘匿バレ 雛菊久遠/e95295 一人称：私/僕/俺 二人称：君/お前/アンタ ゆるふわ死にたがりお兄さん。 コンビニでお箸を付けてもらえなかったから死のう。電車で割り込みされたから死のう。足を踏まれたから死のう。 自転車を盗まれたから死のう。 宗教団体信者の息子。「自分の顔の美しさと純粋さ」を看板に信者を増やしていっていた。「救われない人間はいない」がキャッチコピー。親はごく普通の信者の1人。親が自分達が信仰している団体の素晴らしさを教えるために幼い久遠を連れて来たら教祖に「この子は私達を救ってくださる神の子だ」と言われ神格化され祭り上げられた。親は喜んでいた。 8割軟禁という形で外へとの交流は断たれており、信者にひたすら「貴方は生きているだけでいい。私たちは貴方のおかげで生きる意味がある」と言われ続け自分のために死ぬ人間も幾らでも見ていた。しかしそれが自分にとっての日常だった為心を痛めることはなかった。 何故なら隣に同じく信仰される存在である双子の兄がいたから。 優秀で同じ顔を持つ「兄」がいたことで狂う事はなかった。 そんな感じで「生きることで存在価値がある」ともてはやされ5年の月日が経った頃その宗教団体から双子を救い出してくれる存在がいた。それは自分達の両親ではなく、その宗教がおかしいと感じた信者の1人だった。 2人が居なくなったことで信仰する対象が居なくなり宗教団体は自然消滅。結果的に久遠と兄はその信者と共に普通の人間として生活が出来るようになる。 外の世界を知らなかったので世間知らずであったが、普通の人間としての常識や教養を信者と兄さんに教えて貰った。兄さんに守られて生きていた。 まぁ信者なので最後は心中しようとするんですけど兄さんだけ死にました。信者に泣きながら「僕は本当に君を救いたかった」と言われ「君達」では無いことに対して疑問を抱く前に目の前で自分の世界である「兄」が刺されたのを見てしまう。刺され朦朧とする意識の中で兄が最期に残してくれた言葉は「お前が居なくなれば良かったのに」「どうして俺だけ」 その後信者も自分の首を切り自殺する。残されたのは久遠だけだった。 無理心中生き残り事件として取り上げられる。保護されていたが肉親は知らない間に既に死んでいた。施設に行く話が出てきた頃、裕福な人間に引き取られる。それは過去に自分たちを崇めていた信者だった。彼らは自分のことを「兄」だと崇め始める。最初から弟なんて居なかったかのように。 「お前が居なくなれば良かったのに」という兄の言葉がずっと頭から離れない。 「兄さんがいたから自分は存在することが出来たんだ…」と気付き兄のいない世界に絶望し始める。しかし信者は「兄」を求めているためそれに応え続けようとした。 信者達に犯され始めたのもこの辺り。自分に触れて来た人間は初だったので拒絶したが「貴方様はいつも私達を慰めてくれていました」と兄が自分の代わりに汚いことを全て担っていたことを知って更に死にたくなる。 「兄」として生きることを強要され死のうとすれば周りに「生きるだけで救われる。それは貴方がいるから」と止められ周りが勝手に狂っていく。 「兄」として生き始めて数年が経った。 そんな日常の中コンビニでお箸を付けられず挨拶も適当な店員に遭遇してしまう。 コンビニ店員にとってただの「客」として片付けられただけだが、「信仰対象」「兄」として生きていた人間にとって初めての出来事だった。 初めて「特別扱い」されなかったことに対して嬉しいと思ったがそれと同時に「特別では無い、兄にもなれない自分に存在価値はあるか？」と感じてこの世への執着が無くなる。　 「普通」にされても死にたくなるし「特別扱い」されても死にたくなる。 信者の相手もするようになり、煙草酒薬も手を出すようになる。信者はその姿を見て「昔の姿のようだ」と喜んでいたのでそこで兄が自分に隠れて現実逃避の為に煙草酒薬に手を出していたことを知り更に死にたくなる。 宗教団体は解散しているので宗教活動は表向きには行っていないが、現在も信者に貢がれて生きている。「兄」として自己的に動くようになったのである程度の自由は与えられており現在一人暮らし。 最初に自分を監禁した信者がライターだったのを思い出し「兄」のことを忘れないために書いた文章（というより日記）を提出。「フィクション作品」として採用され雑誌の端に連載されている。 報酬は雀の涙以下だが、信者達が勝手にお金を置いていくのでお金には困っていない。 物や食べ物に執着がない。強いてあげるとすれば煙草、酒、薬、刺激物。 自殺方法はナイフ。兄が死んだ時のナイフは警察により回収されていたが、警察の信者に頼み込み交換してもらった。いつかこのナイフで死にたいと思っている。そのためナイフは兄が死んだ時のナイフと普段使っているナイフと2本待ち。 「兄さんがいないのに兄さんを求める世界なんて要らない」 「生きたくないですね」 ■RP ・自分が「普通」では無いことを自覚しているが、「普通」ってなんだ…？となってるのでぽや…。 ・「兄」「信仰対象」として見られることが多かったので「自己」がふわっふわ。自分の名前を思い出せない時もある。名前は記号。 ■特に考えてない設定 『常世教』 救われない人間は居ないはキャッチコピーであり誰でも受け入れていた。DV被害者や性犯罪被害者などが救いを求めてくる者が多い。 久遠を襲った信者は性犯罪被害者が多い。被害者が加害者になっていた。 兄の名前は慈遠（しおん） 一人称は「私」 久遠を大切に思っていたのか憎んでいたのかは結果分からない。死んでるから答え分かるわけないよね。 ■振り直し POW6→12 ■イメソン https://j-lyric.net/artist/a04d703/l015121.html 以下生還報酬、エンディングバレ ■END1 APP18→5 HO①の美しさを奪い、そのかわりHO②に人間として生きる資格を与えた。 ・HO①は顔に大傷…APP-13 ・HO②は目の綺麗な青は失われ、ドブの色になる 這いつくばって生きるのにふさわしい姿になった。だが二人の生きる意志は強い SAN回復　2D10＋6 2D10＋6 Cthulhu : (2D10+6) ＞ 13[8,5]+6 ＞ 19 芸術コラム作成： 「大洋の瞳。美しいと思ったんだ。でも、あの時言えなくてごめんね」 「海の色から地上の色に変わったけど大洋は大洋だ」 ■今後 人間となってしまった雛菊とどう接していくかは信者次第だけどお金は貢がれてるので金はある。 不定で6ヶ月兄のことを健忘症で忘れる。半年後兄のことを思い出して絶望するとは思うが改めて兄への気持ちを書くはず。 手紙あの時は書けなかったけど　8年間もあるんだ　書ける気がするよ

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