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南 響 (みなみ ひびき)27歳 南家のものはピアニストでなければならない。 生まれて直ぐにピアニストになるという将来が決まる。 南家の中でも秀でてピアノのセンスがあった響だったが、友人に連れられやってきたロックバンドのライブを見て、魂をふるわせるような演奏を見せたキーボードをわすれられず、親に隠れながらキーボードも練習するようになった。 彼らと本格的に活動することを決意した際、ずっと隠していた思いを打ちあけ、親や親戚に多大な反対を買った。が、自分のしたいことを貫きたいと思った為反抗した。 「南家の恥さらし」「売れたところで七光りだ」 など罵倒を浴びせられ、南家とは疎遠になった。 活動している現在のバンド宛のファンレターなどに混じり南家を支持する人間からのバッシングがくることもしばしば。 落ち着いたら苗字を変えて生まれ変わりたいと思っている。 ライブ以外では静かな空間を好む。 仲間がやかましい時や外が騒がしい時はiPodを付けて自分の空間を作る。 軽い潔癖性。キーボードを無闇に触られるのを嫌う。 猫かぶりは一丁前だが、ライブ中はほぼ素の為ファンは響がメディアにでると「また猫かぶってる」と言われている。 「うるさいな、少しは静かに出来ないのか！！」 「触るな！お前さっきトイレ行ってただろ！！手洗ったのかお前！！」

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