タグ： 御茶屋

一般的家庭に生まれたが親からの愛情などを受けたことはなく、母方の伯母によって育てられた 集団的な学校では居場所がなかった彼に唯一の救いが体を動かすことであった　幸い彼の中学校は部活動に力を入れていたので仮入部などを繰り返した 高校では本格的に居場所がなく中退　アルバイトとして始めたスタントが今の生きがいになっている 高校を中退したことは伯母に申し訳ないと思っている　誕生日は10月1日 一味卓「懐胎」 誰なのかもわからない女性が子供を抱え幸せそうに笑っているのがとても嬉しくて　「よかった…」と言葉を漏らす どうしたらいいか分からず　少し考えて近くの百均で写真立てを買ってきた　見るたび勇気が湧くこの写真に今日も「行ってきます！」と気持ちを込めて俺は外へと出た よっちゃん卓「死者の舞台」 彼女の人生を見て彼の中に「自分ももしかしたら同じになってしまうのではないか」という畏怖が芽生えてしまった　それでも自分も彼女のように舞台人として努力し続けていつか彼に出会うことを夢見て…　彼女のダンスは完璧で有馬さんに演奏してもらい、踊っていることもある 青葉さんや有馬さんとアイドルを見に行くが彼女の面影やダンスの身体の動きを求めてしまっている 「あの人は俺の中で生きている、舞台人として…」 一味卓「いのちさくかな」 彼女とは幼馴染で優しくて、いつものケーキ屋で買ったクッキーを頬張る彼に彼女は「ほっぺについてるよ」と優しく拭いてくれて、その優しさが親のいない自分にとって初めての幸せであり、たぶん初恋の人だと思う　好きと言ってと言われたとき彼は葛藤しもがいた　けれどあの時くれた幸せを今返したいと思い自分の言葉で伝えることにした　今でも赤い花を見るたび彼女を思い出す 「どんな姿でも俺は綺麗だと思うし忘れない」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ