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「はい、碧原です。お、可愛い秋田犬くんだ！よろしくね～」 「鈴里、そっちの道じゃ....えーと、そっちの道、だったっけ。アハハ、ごめんって...」 「ッ！あ、あぶなっ......ふー...また死んじゃいそうだった...」 2015特徴表・3-7：俊敏 ----------------------------------------------------------------------------- ◇性格 やや間延びした話し方をする気性穏やかな男性。中身もおっとりし気味であるため、怒鳴ったり情緒が振り切れているといった怒り方は滅多にしない。 ただ怒らない代わり、己の許容限度を超えたり許せないラインを変えられると“呆れる”方面に感情が転がる。相手にとっては、知らぬ間に見切りをつけられている、というような対応をする。 ◇人物像 北海道に妻と高校一年生の娘がいる、ペットショップ関連のブリーダー。トリミング資格も持っているため、家の近くのショップでかれこれ3年半ほど働いている。 記憶喪失のようなものを発症し、早々に家へ戻ろうと妻へ電話をしたが失敗。医師も病気では無いと言い、それらしい薬を貰うも完治せず、お手上げな状態で悩む。だがそのうち、治るまではここで頑張ろうと切り替え、現在は日々奮闘中。 また方向音痴の気があり、記憶喪失と相まって不幸体質のような相乗効果を発揮している。現在の職場に来た際に出会った親友の鈴里がいなければ、確実に何かしらの事故か不都合を起こしていただろうというレベル。 北海道へ旅行した際、大雪で車が動けず近くにいた酪農家の家族に助けてもらう。──それが妻との出会いであり、動物が好きという共通点から話が弾み、当の酪農家族も人手が欲しいとなり暫く居候。 お互いに気になっていたため、そこから交際を開始。幸い妻の家族は兄弟が多く、結婚を機に酪農関係の仕事は片手間でいいと言われ、現在は函館付近に在住している。 医者も解決できず、いつの間にか死にかけたりとんでもない場所にいたりする記憶障害に大いに不安を抱え怯えてはいるが、友人と近所の人々...あとは勿論家族の助けのお陰でなんとかやっていけている。 大変楽観的に『その内治ってくれるんじゃないかなぁ』とは考えつつ、治療法も分からないので、本日も死の恐怖には怯えながら、仕事と称し動物に癒されるのだった。

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