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まかべ　ひなつ 真壁家の長男で生まれついての天才だった。 子供の頃からなんでもやれば出来る子で、なんでも一番になってしまうせいでやる気を失い、怠けて　癖がついたやれば出来るけどやらなかった子。 事故の際、落下する車から咄嗟に雛を抱えた博人を車から蹴り出して木に引っ掛けて救出したが、両親の生存を冷静な頭が無理だと切り捨てた故の行動だったので、家族の命を諦める事がトラウマになっている。 事故の後は長男だからと頑張り、成功して寧ろ裕福にまでなった。 弟妹が不思議な力を持ったと後から知らされ、独学でレネゲイドにたどり着き博人の血液からオーヴァード化する薬品を自作して投与覚醒した。 短いキャリアを天才性で埋めているので殆ど訓練をしていない。 家ではグータラして博人に世話をされていたのと、UGNではイマイチ真剣に活動していないせいで、雛からはダメな方の兄と見られている。 今回の博人死亡の知らせは懐疑的に見ているし、その決定を下した支部長に対して冷たい目を向けている。 「まぁ、家族じゃない人ならモチベに差も出ますよね」

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