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年収350万 プロのレースドライバーの端くれ。 地方の大会や中規模の大会で活躍している。 その道の人間であれば誰もが知っている少し大きめの事務所に所属しており、スポンサーの依頼でレース以外で車を走らせる事もある。 また、映画撮影の車スタントで車を走らせている事が多く、主な収入源はレースよりもこっちだ。 副業として、知人に対してのみタクシーや運び屋の様な仕事を引き受けている。 毎日働くというより一回の案件で稼ぐタイプなので、仕事のない日が多く、夜の街で車を走らせている事が多い。 普段からネットを活用しており、景色の良い場所で車を撮影し投稿している。ＨＮは氷室烈火 俗に言うネッ友と交流をしており、イベントやオフ会時には車を出している。 コスプレレイヤー好き。 昔の事故の時から、右目に大きな傷があり、また視力に影響はないが右目の眼球が赤く染まっている。 それを隠す為に左目と同じカラーのコンタクトをはめており、コンタクトと悟られない様に伊達眼鏡をはめている。 ・AF 彼岸花のブローチ… 造花のブローチ。所持中にSANが0になったとき、夏の庭であなたを守り続けたあの人の声が聞こえる。 即座に1d10のSAN回復が可能。一度使用すると壊れて効果を失ってしまう。もうひとつの花言葉は『再会』 ー以下過去設定ー※読み飛ばしてください。 とある地域では名の知れた■■家（元は大地主の一家）の子孫の一人。 独特な信仰を行なう■■家では、長女が巫女を担う仕来りがあった。 その為、跡継ぎになる長男と巫女になる長女の最低2人の子供を産むことを強制させられる。 しかし、結火は本家の全員が長女を期待するなかで三男として産まれた。 加え、誰の血統でもない赤毛の子であった為、 ■■■■■の祟りだと騒がれ、産まれてすぐに一番血筋の遠い分家である氷野家へ預けられる事になる。 結火は17歳になるまでその事を知らない。 中学を卒業した結火は地元から離れた高校へ行く選択をする。 理由は自身の日本人らしからぬ容姿と氷野という名字のせいだ。 赤髪は目立つが分家とはいえ■■家の関係者という事で誰も結火に関わる者はいなかった。 担任や地元の大人含め里親と弟以外は結火と言葉を交わしたがらなかった。 その孤独に耐えかねた結火は、名字や土地に縛られない為に電車で2時間ほどかけ高校に通う事を選んだ。 赤髪は地毛である事を理解して貰えた高校へ入学。 その容姿からすぐに話題の的となり良い意味と悪い意味で興味を持った生徒に絡まれる事になる。 しかし、そう月日が経たない内から結火と関わる人物は一人を除いていなくなった。 突然の転校や不慮の事故、行方不明など文字通り学校から居なくなっていった。 誰が流したのか、■■家の忌み子だから呪われていると噂になる。 唯一の友達は、殆ど学校に来ない不良生徒の本田涼木だけだった。 だが、彼は結火を守る為に他校の生徒へ暴行を加えてしまい塀の中へ行ってしまう。 この学校にも居場所がないと感じ、学校をサボる様になっていく。 雷雨の酷い日だった。 昼を過ぎた頃から降り出した雨は勢いばかりを増していき、ついには雷も落ち始める。 この雨でやる事が無かった結火は授業が終るのを無心で待っていた。 授業を終えた結火は、電車が止ると見越して迎えに来ていた親父の車で家まで向かう。 道中会話はなく、ただ雨音と雷の轟きだけが車内に響いていた。 家と高校の間にある山は妙に暗く、珍しく対向車もいなかった。 車に揺られ1時間以上が経過した辺りだろうか、安全運転だった親父がアクセルを強く踏む。 普段から80ｋｍ以上を出さない親父だった為、結火はその異変に気付く。 バックミラー越しに、黒い何かが明確な意思でこちらを追いかけて来ている事に。 「紛い物じゃダメだったのか」 そう呟いた親父は今まで見たことも無い荒々しい運転で距離を離そうとする。 結火の知っている親父からは想像が出来ない程に、速度を上げ雨の中華麗にコーナーを曲がっていく。 それでも尚、後ろの奴は近づいてくる一方であった。 こちらがどれだけ速度を上げても迫ってくる。結火は段々と恐怖に染まっていく。 「無理か・・・」 何かを悟った親父はこう言い残した。 「結火、事実がどうであれ私は本当の息子として君を愛し育てた。それは妻も同じだ。だから過去に縛られず、自分だけの・・・」 それを最後に車体は宙に投げ出された。 幾つかの衝撃の後、結火は黒い顔の何かに見つめられていた。 「・・・つ・・けた・・・み・・・け・・・・・・つけ・・・た」 同じ言葉を繰り返すそれから逃げる力はなく、何をする前に意識は途絶えた。 次に目が覚めたのは病院だった。 スリップ事故として処理されておりそれ以上でも以下でもなかった。 数ヶ月の入院を余儀なくされたが、命に別状はなく後遺症もなかった。（この時に自身が養子だと知る。） 顔の傷と硝子玉の様に赤色に光る右目を除いて。 親父は一度は一命を取り留めたが、 その後回復する様子はなく１週間と長く続いた雨が止むと同時に命を引き取った。 父の葬式には参列出来ず、退院後に墓参りに行った際に■■家の次女と接触する。 「あの日、私の姉が亡くなりました。ですから貴方には生きて欲しい。兄たちはもう・・・」 初対面であったがどこか懐かしい面影を覚えた結火は彼女の言葉に従い、町を出る事を決意。 母と弟にも伝えずに行方を暗ます形となる。 高校も行かず一人、アルバイトに励む日々が続くも長くは続かず倒れてしまう。 この日から何かに追われる夢を見続けている結火は、早く逃げなければと脅迫観念に近いものを抱き続けている。 この時期に、■■家にまつわることを嗅ぎ回っていたジャーナリストの夜市路火花と知り合う。 火花の誘いで、素性を話した上で運転手兼雑用係として雇われる。 不思議とハンドルを握っている間は、恐怖心や脅迫じみた考えも収まっていた。 火花と共に2年ほど■■家について調査を行なったが、 確信に迫るものや情報は一切えら得ず、どれも噂程度の信憑性に欠けるものばかりだった。 ある日、火花は新しい仕事先だと、ドライバーを必要としている人物を紹介し姿を消した。 それ以降は、存在するはずのない迫り来る何かから逃げる為に速さを求める日々が続き、 気付けばレースドライバーとしての自分が存在していた。 ネットなどで活動するのは素性を互いに明かさない関係が心地よく、 コスプレ等を好むのは自身の容姿に深く疑問を抱かれないからだ。 結火は元々女性につけるつもりで本来の読みはゆうか。 父親が伝えたかったのは、「自分だけの幸せを掴んで欲しい。やりたい事をやって生きてくれ。」 墓参りの際にあった次女は、結火と入れ替わる形で本家の子になった氷野家の実の娘であるが、結火は知るよしもない。 ■HAND IN HAND アンケート ・探索者の平日と休日の大体の行動 　　不定期の仕事の為基本的には働いていない。平日は山や海などの景観の良い場所に行き写真を投稿している。 　　休日は仲間内で飲んでいるか、オフ会またはイベントに参加し交流を深めている。 ・家族構成(ペットを飼っていればそれも) 　　母と弟がいる。実家で2人は農業を営んでいる。実家には猫が2匹と犬が1匹いる。車で半日で帰れる距離。 ・一人暮らしか否か 　　都心から遠く離れた場所の一軒家に1人で住んでいる。 　　車庫があり家賃も手頃な場所を選んだ結果、町外れに住む事になったが運転が好きな氷野には苦ではない。 ・最近あった楽しかったこと 　　好きなコスプレイヤーと食事したこと。その人とLINE交換したこと。 ・今後の夢とか目標とか 　　女性とのお付き合いと旅行。注目度の高いレースでの優勝。 ・好きなお菓子2、3種類 　　ブラックサンダー、ブラックモンブラン、ブラックブラック（ガム） ■クリアシナリオ ・HAND IN HAND　ノーマルクリア ・さよなら、オフィーリア　Bエンド

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