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数年以内にノーベル文学賞を受賞出来るだろうと言われている有名な文豪。メディア露出はほとんどないが、日本国民だけでなく、世界的に有名。駄作がないと言われ、出した作品全てがヒットし、全作品が毎回日本国内で8000万部売れる脅威の記録を打ち立てている。彼の本のジャンルは本格ミステリーの中に、ほんの少しセクシャルな話が入るのが特徴、その表現の繊細さと華麗さは、読者にミロのヴィーナスの美しさを想起させるようだと言われている。そんな化け物小説家である彼は、物静かで奢りもなく、常に冷静で、人の心理を理解し、彼とあった事のある人は口を揃えて、「あれほど謙虚で品格があり、壮絶な魅力をたずさえた小説家は見たことない」と言うほどである。 そんな彼の裏の顔は、犯罪シナリオライターである。彼は自分で描いた犯罪を他人に実行させるという【趣味】がある。今回、資産家の彼にはその犯罪シナリオの手帳を掴まれている。 代表作は「神の城」、「心鏡」、「罪の卵」。「神の城」は、第二次世界大戦終戦直後に作られた【虚数課】という日本警察内に作られた秘密部署で【公安】でも解決出来なかった特殊案件を捜査する機関である。その存在は知られてないが、選ばれたもの達が集う【神の城】と呼ばれている。15人の真の天才達が集その【神の城】の中で殺人事件が…犯人は外部犯か、それとも…、全16巻の世界最高峰のミステリー。「深の心の真(しんのしんのしん)」は【3年前までの記憶を失ったわたし】が3年前に起きた未解決事件【九十九銀行強盗殺人事件】に関わり、事件の謎と、自分自身の記憶を探す物語。「罪の卵」は、天才外科医「上條」の殺人記録である。「上條」は自分の患者は絶対助ける【神の手を持つ男】だが、それとは裏腹に人を殺す事に快感を得るシリアルキラーだった。しかし、それは犯罪者として世間から注目されたいという訳ではなく、ただ「殺したい」という衝動によるものである。なので、行う犯罪は常に完全犯罪、基本、誰にも探されないような人間を選んで殺していた。そんな彼が出会ったのは、殺人に美学を求めるJKのシリアルキラーだった…JKと名医、2人のシリアルキラーが描く、本格ミステリー。(ネット掲示板では「現代の切り裂きJK事件」とまことしやかに囁かれている) 次に発表される「悪魔の囁き、天使の嘆き」は非常に期待されている。中身はまだ秘密。

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