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職業ベース:暴力団組員(2010) 組での肩書は「組長付き」。抗争に参加したりするようなことはなく、どちらかと言えば組長の秘書のような働きをしている。現組長は若頭の時自分を養子として迎えてくれた人、組長の名前は大狼 夏紀(オオガミ ナツキ)。 この世界で生きていく以上このことはバレてはいけないので、名刺や職業を名乗る際は「社長秘書」と名乗っている。ちなみに会社名は大狼組がバックについている「ウルフ・エンターテイメント」という芸能系の会社。ティーン向け雑誌などに掲載されているような若手モデルを抱えている。バックについているだけで経営方法は黒くないです。 生家が現在お世話になっている大狼組の直系の組だったため、深雪は幼い頃から夏紀にかわいがってもらえていた。夏紀は深雪に器用で筋力もあり頭もキレるという才を見いだし、幼い頃(小学校に入る前あたり)に養子に迎えている。その時苗字が狗又から大狼に変わっていている。深雪は養子に送り出されたことを光栄なことだと感じているため、特に負の感情を抱えていない。その後実親(父)は敵対組との抗争中に拳銃で撃たれ死亡している、それは深雪が小学3年生の頃だった。特に悲しい・寂しいという感情はなく、仕方ないと思っている。それは彼らを取り巻く世界が死んでも仕方ない世界だからだ。 性格は冷静で、悪く言えば冷徹。騙し騙される世界に生きているし、その世界しか知らないので本音や自分のことについて語りたがらない秘密主義。組のために生きているので自分の利益とかは全然考えておらず、どう動けば組のためになるかということを一番考えている。友達は幼い頃から作らないと決めていたし、学生の際は輪を乱さないために仕方なく浅く人付き合いをしていた。それは関係を持つことで堅気の人に迷惑をかけるわけにはいけなかったし、付き合いを持ったところで長くは続かないと分かっていたからだ。 小学校での深雪は小学生足らしめるために明るい活発な男の子を「演じて」いた。小学4年生の時も例にもれず、外でドッジボールをしたり鬼ごっこやケイドロをしたり。ケガが絶えないようにしていたり、時々ドジをして馬鹿にされるように仕向けていた。授業中も積極的に手を挙げたり、わざと点数を調整したりなど色々と考えて小学生を演じるようにしていた。それは周囲に堅気でない家の子だと疑われないようにするためだったり、敵対する組から襲われた際のケガを隠すために生傷を増やす為でもあった。 <羊田とのエピソード> 羊田とは小学4年生の時のクラスメイト、呼び方はそのまま「羊田」と呼んでいた。小学生らしからぬ大人しさ(無関心さ)をみせる羊田に、小学生らしさを演じていた深雪は素直に気に入らないなという感情を持っていた。しかし誰とも関わりを持とうとしない羊田を見て学校以外での自分を見ているような気持ちになり、なぜか徐々に放っておけないという気持ちに変わっていった。深雪が行動に起こしたのは2学期に入ってからだった。休み時間も机に座って本を読んでいる羊田のもとへ向かい、「何読んでるんだ？」「俺にも読めるかな～！」というように陽気に話しかけるようになった。最初は怪訝な顔でこちらを見て相手をしてくれなかったが、回数を重ねるうちに呆れたように、半分諦めた感じで話をしてくれるようになった。ある秋の日、図書室で羊田と一緒に本を借り、いつもの調子で深雪からの一方的なマシンガントークを繰り広げていると、ポツリと「無理しなくていい」と羊田に言われる。いったい何に対しての言葉か分からずポカンとしていると、「無理して私の前で演じなくていい」という風に言われる。まさか見破れてたなんて！こんな道化みたいなことをしていたのを冷静な目で見られていたなんて！深雪が突然馬鹿馬鹿しいという風にゲラゲラと笑い出したのを見て羊田はポカンとしていたが、「それでいい」という風に、言葉では何も言わず過去一番の優しい微笑みを向けていた。そこから羊田と二人だけでいる時間は本当の姿で接するようになる。羊田とすることといえば本を借りに行くことくらいだったが、そのわずかな時間が深雪にとって一番彼らしい時間であったことは間違いなかった。 その後小学5年生となり、羊田とのクラスも分かれ、彼女と接する機会はなくなった。深雪もいつも通りになるだけだったし、羊田もいつも通り無関心を貫いていただろう。小学生の友情はそんなものだ。 <他NPC/PCとの関係など> 基本的に小学生の時は放課後に特定の誰かと遊んだりということは少なかったです。特に深雪の家へ招いたりはできません(家はヤクザしかいないので…)。活発な小学生ではあったので幅広く交流はしていたかな～と思います！男女関係なく快活に接しているつもりですが、女の子とは素直におしゃべりできませんでした。養子となるとともに母親とも距離を置いているので、女性との接し方があまり分かっていませんし、女の子のノリについていく術を知りませんでした。 鼠谷:「鼠谷」と呼んでいた、関わっていたグループが違うためほぼ全く接点はない。深雪はいじめに加担するような演じ方はしていなかったし、正直庇うほどの興味もなかった。接する機会があるときは深雪らしく明るく接していた。 猫山:「猫山」と呼んでいた、中心的な人物だったので比較的絡みはあった。性格的に自分と似た人物なのでは？という感覚は持っていたが、自分とは事情は違うだろうし特にその辺を深く掘ったりしていたわけではない。小学生らしい明るく楽しい交流をしていた。 HO1(天馬 灯):「天馬」と呼んでいた、鼠谷に関わっていなかったこともあり距離はあったが、明るく正義感が強い子だから余計に距離を置いていた。堅気のいい子とつるんでいたら迷惑をかけるし、もし自分の家のことがばれたりしたら困るからだ。 HO3(海猫 優恵):「海猫」と呼んでいた、2学期から猫山とやけに仲が良くなっているのでなんだ？と思っていた。猫山と付き合いだしたんじゃないか～？！という冷やかしに参加していた、周りがそうしているので。 誕生日:12/9 深く雪の降る日だったため、この名前が付けられた。 【通過シナリオ】 ・「忘れじの理想郷」作:ディズム様　HO2 ・「ダンス・ウィズ・ストレンジ」作:くらたろ様(KPC)

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