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かみや しゅうご　ムーンエラーアウトサイダー HO3 / 君は憂う ◆芸術家ベース 無有美術大学2年、彫刻科所属。 なぜかいつも疲れた顔をしている青年。本人曰く「別に疲れているつもりはない」らしいが、会う人会う人にちゃんと寝た方がいいよと言われる。 加えて細くてちびっこいため、それなりに体力や筋力を必要とする彫刻科でやっていけるのか？と思われる事もあるが、集中力オバケで一度制作モード(ゾーン)に入ると一心不乱に豪快に削り始める。初見の人にはちょっと怖いと言われる。 ゾーン中はご飯も睡眠も疎かにするので作品作りが終わると反動でぶっ倒れる。2,3日は起きない。酷い時は1週間経っても目覚めずに病院に担ぎ込まれた事も。 とはいえ課題に追われる美大生の身でそんなことを繰り返していては落単するので適度に手を抜いたり、重要な課題に力を入れたりしてどうにか上手いことやっている(※練習中)。 作品制作に関しては自分1人との戦いだと思っている。そのためか昔から人よりも粘土や木などの材料と向き合うことが多く、人とのコミュニケーションは不得意。 美大に入るような人達はやはり変人が多いため(失礼)、より難度が高い。学校が憂鬱な原因の一つ。 美大に入ったきっかけは、周りから強く勧められていたため。 紙粘土や砂遊びが好きな子供だったからよくそうやって遊んでいたし、上記のゾーン状態を目撃した人からは特に言われていた。彼自身も異論はなく、まあ大学は行っといたほうがいいし…高卒で働くのも嫌だしな…と思って入った。 課題がかなりキツいのでちょっと後悔してる節もあるが、好きな彫刻作りを沢山できるのはやっぱり楽しいな、という気持ちもある。 家が都内のため、実家暮らし。都心部ではなく郊外。 美大生はやはりなにかと金がかかるので近所の古本屋でバイトをしている。個人経営でこじんまりとした店だから客入り悪そうだし…と思ってそこに決めたが、意外とお客さんは来るのでサボれない。 【通過シナリオ】 ムーンエラーアウトサイダー　(継辻葵、烏賊墨、帰離耐) ＊＊＊ムンエラHO3 ネタバレ＊＊＊ 3つ歳上の姉がいる。23歳。 名は『香宮 桐乃(かみや ひさの)』。 普通に仲のいい姉弟であり、萩梧が制作中に無理をしないよう注意したりストッパーになってくれることもあった。 骨董品好き。萩梧が現在バイトしている古本屋の主人とその件で話をしたことがあるらしく、萩梧がこの店の存在を認知したのは姉伝い。 彼女は彼と違い人付き合いが上手いのか、恋人がいたらしい。3年前、その恋人と旅行に行くと言って出かけた数日後、帰ってくる予定の日。彼女は事故にあった。そうして精神疾患を負って、今でも回復に至らず入院生活を送っている。 昔の明るかった姉に戻ってほしいと願い度々面会に行っているが、すっかり様子の変わってしまった姿を見続けて早3年。口にこそ出さないが、回復は絶望的なのではないかと薄々感じている。 それはそれとして、今回の特別合同授業は憂鬱だ。 人付き合いが苦手だし、だからグループワークも苦手だ。毎日顔を合わせる同学科の人間ならまだいいが、他学科の人間なんてほぼ全員が初対面。嫌だ。 しかし単位は欲しいので、憂鬱な気分を払えないまま合同授業に参加することとなる。 ＊＊＊ムンエラ通過後バレ＊＊＊ 姉の容態が回復したので定期的に面会に行っている。一年もすれば普通に日常生活を送れる程に回復するらしい。 美大に入って課題に追われている話とか、近所の古本屋でバイトをしている話とか、近況報告をしている。別に元々シスコンだったわけではないが、三年間精神を病んでいた姿を見ているため以前より少々過保護。でも自分も課題に追われて心身をすり減らしているので逆に心配されている。 梓馬幸慈の絵画は引き取って、今は姉の病室にある。ネットで騒がれているのは知っているのでマスコミにはバレないように気を付けている。 満月には複雑な感情はあったが、あの件以来それはなくなり、むしろ眺めるようになった。以前と同じように、満月の日には姉の面会に行っている。 【特徴表】 ◆大切なもの(タオル) 所持していない場合、SANc《1/1d8》 【後遺症】 バーストの加護がついた物品を持っていない場合人が精神寄生体に視えるようになる。 また、探索者は心の何処かで寂しさを抱えたまま生きていく。 それは特に満月の日、あの月こそが帰るべきではないかと頭の中の何かが囁くようになるだろう。 【アーティファクト】 ◆春草のタオル 「大切にするんじゃよ！」

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