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天城　晴（あまぎ　はる） 高校二年生 職業P：2010医師ベース 将来の夢：お笑い芸人（ツッコミ） ————————————————— 【性格】 ツンツンしていることが多いがその実自分が一度大切にしたいと思ったものは、ずっと大切に想い続ける優しい一面もある。ただ、不器用なために大切にしたいと思ってしたことなのに相手を傷つけるようなことをしてしまうことがままある。悩みは人に話せないタイプ。一人で解決しようとする。 【約束】 「お笑い芸人になって、二人でM1優勝したんねん！」 →その約束をした後、神社でおみくじを買った際、二人とも大吉を引いた。「神サマも俺らの味方してくれとるみたいやな」そう言って笑いあい、その時引いた大吉は今も大切に持ち歩いている。 【過去】（僕夏HOバレ有り） 病院を経営する家の次男。病院は長男が継ぐ予定だったが、その補佐となれるように長男同様医者になるべく育てられていた。晴自身、自分はそうなるために生きているのだと思っていたし、自分がこの家にいるための対価だと思っていた。だが、ある日行われた名家同士の会食の際、少し外の空気を吸おうと家族のいる会場から抜け出したとき、ある一人の少年と出会う。「桧谷　夜実」と名乗った彼は、華道の家に生まれたようで、その日は母に連れられ会食に来たようだった。二人しかいない空間。少し話してみようと、話していると、どうやら彼はお笑いが好きらしい！「お笑い」、それは晴も好きなもので、ゲームも漫画も、友達と遊ぶことでさえ制限されていた晴にとって唯一の娯楽といってもいいものだった。ちょっと話そうと思っていただけなのに、なんだこれは、彼と話すのは今まで会った誰と話すよりも、楽しい、楽しい、楽しい！！「俺ら、最高の二人やと思わへん？二人で漫才やったら、めっちゃええと思わへん？」そう言いだしたのはどちらだっただろうか、ひょんなことからであった二人は、二人で漫才師になることを目指すようになったのだ。 中学は親の意向もあり、同じ場所に進学することはかなわなかったが、高校は意地でも同じ場所に行きたいと、同じ場所を志願。そして受かった。やっと二人で一緒にいられる！！そう思った矢先に起こった交通事故。彼は自分を庇って死んだ。何故、何故、なんでなんでなんで！！どうして二人でいることが許されない、どうして、ただ、二人でお笑い芸人を目指したい、ただそれだけの願いを叶えることでさえ、目指すことでさえ許されない！？彼が死ぬなら、いっそ…自分が…！！自殺さえ考えてしまうほど、暗く重い失意のなか、眠りについた。そして通夜も終えたある日の朝、突然目の前に「彼」が現れた。だがその彼はほかの人には見えていないようだった。彼は死んだはず、でも死んでいない？どういうことだ、見えないのに見える、ならこれは幸せな感情か、でも、いや、どうしたら…「俺の目の前から、消えてくれ…！」混乱し、そういいつけてしまった。後悔、自責、様々な感情にとらわれた。そんななか聞いた、死者を蘇らせる魔術の噂。そもそも、彼が死んだのは俺のせいだ、死ぬべきは自分であって、彼じゃない。M1を目指すのは、俺じゃなくても、彼ならきっと「代わり」を見つけてくれるだろう。だって彼は俺よりもずっとずっと器用で、そして愛される人なのだから。 天城　晴は、桧谷　夜実のために自身の魂をささげることを決意した。 【特記：緑を愛するもの】 ベランダに飾られた鉢植え。彼を亡くしたショックから、それを埋めるように育てているその花は、今は晴の心の支えとなっており、たまに花に悩みをポツリと話しかけたりしている。もちろん返答はないのだが、それでも少し、心が軽くなるような気がしてくるのだ。 【桧谷　夜実に対して】 呼び方：夜実 晴は彼のために、自身のすべてを捧ぐ気でいる。優しい彼のことだ、自分を犠牲に彼を助けようとしていることが知れてしまえばきっと止められてしまう。バレないように、できるだけ突き放しておかないと。 【持ち物】 おみくじ：キーホルダーの形にして持ち歩いているが、どこかにつけているというわけではない。以前まではカバンにつけていたが、夜実が死んでしまってからは、外してポケットに入れるなりして、人の目につかないようにしながら、大切に持ち続けている。 ————————————————— 一人称：俺　二人称：あんた、お前 「俺は、天城 晴。よろしくな。」 「なんでやねん！！あほかお前は！！」 「くっ…ふふ、あかんわそんなん。わろてまうやんけ」 「俺は、お前のことだけは、誰よりも大切に思っとるんよ。だから…」 〈通過シナリオ〉 ・僕の夏を君に捧ぐ（ロスト）

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