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酒井　空一郎　サカイ　クウイチロウ ２７歳　小説家 タカハシに絵という道を示した張本人。 中学三年生までは、心優しい母と、お茶目な父、愉快な兄とともに、おおよそ平均的かつ、明るい毎日を送っていたが、中学卒業間際、家に強盗が押し入る。 その際父と母は兄弟を庇い死亡、空一郎自身も右目を負傷した。 その時は何とか父が高校生の頃修学旅行で購入し、勝手に家宝扱いしていた木刀で何とか撃退。 しかし強く殴打された影響で右目の視力は低下し、オッドアイみたいな感じになった。 未だにそれを気にしており、外出する際はサングラスをかけている。 その後、孤児となった二人は、別々の親戚へと引き取られることとなる。 そのため、大学生になってから東京で再会するまで、タカハシとは疎遠になる。 空一郎が一番辛い時期にそばにいられなかったことを未だにタカハシは深く後悔している。 また、離れ離れになった兄は、襲われたときにおびえて何もできなかった。 そんな弱い兄を軽蔑しており、今でも連絡はとっていない。 兄の名前は空一（ソライチ）。兄と名前が似ているため、下の名前で呼ばれることを嫌っている。 ちなみにタカハシと空一とはこっそり交流がある。 事件が当たり前だけどトラウマになっており、強盗を撃退した木刀を肌身離さず持っている。 親戚に引き取られた後、弱い自分は嫌だと木刀の修練をしたので結構強い。 そのご東京の大学に進学し、後述の通りに上京してきたタカハシと再会する。 また、高校で出会った相棒がおり、相棒が作成した口の悪いAI、BANDA。通称BANをスマホにいれ、彼の成長に一役買っている。 売れっ子小説家。大体ファンタジーばっかり書いている。それ以外も書ける。 時々タカハシに絵の依頼を出している。 ＰＮは酒処詩乃　サケドコロシノ 由来は酒造りの神Ｄｉｏｎｙｕｓｏｓディオニューソスのアナグラム。 Ｓｙｕｄｏｓｉｎｏ→酒処詩乃→サケドコロシノ 一人称俺/僕 「俺の名前は酒井空一郎。サカイって呼んでね」 「タカハシ～えー描いて～なんかいい感じのドラゴンがいるやつ～」 「悪いけど、空一郎って呼ばないでもらえるかな？あの兄さんだった人を思い出して、吐き気がするから」

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