タグ： 咲亜d

2/25 なぜか昔から影が薄く、あまり人に認知されない。しかし相手の記憶に残りにくいと言う端から見たらデメリットでしかない能力を最大限生かし、よく女遊びをしている。不思議と前の女に気付かれにくいので本人はラッキーだと思っている。 普段は飲食店で働いているが、職場で面倒な役職を押し付けられそうになると絶妙なタイミングで職を転々としているので一向に昇進しない。面倒だから一生ヒラで生きていたい。 トンちとの出会いは27歳の時。 昔から水族館が好きで学生時代から通っている水族館がある。そこの水族館で週に1回行われるペンギンのおさんぽ会をほぼ毎回必ず見に行っていたら、気がついたら係員さんに顔を覚えられていたらしく話しかけられる。影の薄い自分が認知されているとは全く思っていなかったので、滅茶苦茶驚いた。 それ以来ショーやおさんぽ会に行く度に係員さんとすこし話をしている。珍しい名字なので、呼ぶ時はこうわさんと呼んでいる。 全くの無自覚だが、ペンたちが現れるとﾊﾟｧｯと表情が明るくなる。 こうわさんともっとお喋りしてみたいとは思うものの、係員である黄輪さんに水族館に来ただけの自分がベタベタ話し掛けるのも可笑しいかと思い自分からはあまり話し掛けないようにしている。 一番好きな推しペンはトン。なぜかウツに嫌われており、会いに行くとつつかれる。トンとウツの二匹が居てトンに会いに行ってもウツがわざわざつつきに来る 一度、仕事を断り切れずペンたちのお散歩会に間に合わなかったことがある。閉館ギリギリでようやく水族館に来れたものの、もちろんお散歩会は終了しており、ペンたちの様子をしょんぼり眺めていると黄輪さんに話しかけられた。黄輪さんの計らいで少しだけトンと触れ合うことができた。その際大先生はひどく感激して黄輪さんにお礼がしたいと申し出たが、やんわりと断られてしまった。 少し前に、久しぶりに潰れるまで呑み歩いて記憶を失くし、目覚めたら黄輪の部屋のベッドに眠っていたと言う事があった。どうやら飲み屋で潰れている所を黄輪に拾われたらしく、目覚めてから滅茶苦茶謝った。 その時お詫びをしたいからと言って黄輪と連絡先を交換している。それから1度か2度ほど食事に行った。 AF：ガラスの花　離れていても、大切な人の安否が分かる

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