タグ： かつどんの探索者

❏ 天竺葵井 ぱせり（てんじくあおい ぱせり） 31歳｜男｜小説家　ロストピアHO2 ❏ 特徴表 14：オシャレ｜APP+1 ❏ 性格 冗談みたいな名前してるロマンス作家。 見目はいいが言動がわけわからんので敬遠されがち。またそういう男ですか丼さん。 おとぎ話をずっと夢想して生きてきた。白馬に乗った王子様もガラスの靴を履くお姫様も上等だと思っていた。書く小説にもその理想主義が多分に滲んでいるが、道程がどうあれ全話気持ちいいくらいにハッピーエンドなのでそういうのが好きな読者層にはウケる。文体と恋愛テーマの多さから女性だと思われがち。会うと普通に男。少女趣味とかでは全くない。単に物語性としての好み。 探索者としての経歴はそれなりに長く、二十代半ばほどから神話的事象に巻き込まれるようになる。 ここでもロマンチックないわゆるうちよそタイマンシナリオ的なやつに巻き込まれていた。おとぎ話のような物語がほんとうにあったのだと感激していたし、真理にたどり着いてからはいっそ歓喜すら覚えた。こんなドラマチックなことがあるかと。 しかし、管理人として人を殺すことについては全く気乗りしていないし、なんなら最初に手をかけたのがうちよそシナリオ（概念）に一緒に参加してきた５年来の彼女だったときは絶望した。大いにした。いっそ死のうと思ったが、これも物語なのだろうとどうにか割り切っている。割り切ってからは自身の境遇に酔ってさめざめと泣きながら人を殺すようになる。そのほうが美しいから。得物も美しい細身の剣に変えた。そのほうが美しいから。は？何こいつ　三時にキャラシを書くのはやめよう 自分は最後までこの世界の管理人かつ創作者としてこの箱庭を見届けるつもりだが、いつかこの箱庭からみんなが出られることを祈っている。自分をそこに含んではいない。死ぬのは怖いが、死ぬならいつか誰かに罰されてこの箱庭で死にたい。その方が美しいから。 ハピエン厨と見せかけて本質は絶望したがり。悲観主義。自己偏愛。悲劇愛好。救世主気取り。 シュンキチさんPCのことは素直にかわいがっているので、憧れてくれているのに人殺しだと知られたらどうなるだろうと毎夜枕を濡らしているし、いつか手にかけることがあるのではないかと思うとより一層涙が出てくるが、その涙の根底にあるのは自分がかわいそうだからである。 「天竺葵井ぱせりです。本当ですよ？天竺葵井ぱせりです」「ぼくは、君のような純朴な少年を見ていると不安になるのですよ。どうかそのままであってほしい、しかしそれは即ち情緒の生育の停滞を意味します。けがれ無きまま大人になることの難しさを、この歳になると重々実感しますとも、ええ。そのままであれとは申しませんから、どうか忘れないでいてくださいね。清浄さの何たるかを」「ああ、ああ！嘆かわしい！ついに知ってしまったのですね、あなた！ああ、なんということだ……ぼくは、ぼくは、あなたを殺さなければならない……！」「素晴らしいとは思いませんか？ 管理され、想像され、創造され続けるディストピア。これ以上なく規模の大きな舞台での演劇です。神様とやらの文才が如何ほどかは存じ上げませんが、少なくとも今ぼくは素晴らしく美しい人生を送っています。恋人さえも殺めて、孤独に真理を抱き続ける処刑人。ああ、ほんとうにかなしいんですよ。でも、とっても美しいでしょう」

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