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犬飼希（いぬかいのぞみ） 病弱な兄の【代わり】として生まれ育てられた青年。弟ではあるが跡継ぎとして大切に育てられたものの懸命に生きようとする兄に対する「来年まで生きられるか」「巡は駄目だろうな」等の両親の数々の心無い言葉や仕打ちに嫌気が差し両親のことはあまり好きではない。更には兄が健康になり警察を志すようになると手のひらを返したように兄を持ち上げ始めた両親には不信感を抱いており早々に家を出ている。 兄が健康になったので跡継ぎの座は兄へと譲り渡したものの上記の通り両親の事を良く思っていない上全く気にしていないので兄弟の仲は良好。寧ろ家族の中で唯一兄だけを信頼している。 何処か儚く危うい雰囲気を持った兄が確固たる意志を持って警察を目指したことに驚きつつ「人の役に立ちたい」という兄の言葉に心揺さぶられ自身も誰かの【代わり】ではなく誰かの役に立ちたいと思うようになる。最初は兄と同じ警察を目指していたが兄と同じではまた【代わり】になってしまうと思い警察よりも気軽に動ける探偵という職業を選んだ。 家族の中で唯一兄だけを信頼している上に兄が幼少期病弱だったこと、三年前からなんとなく様子がおかしいことを心配している。若干過保護気味であるが兄も兄で６つも年下の弟であること、探偵として動き小さな怪我を作ってばかりの希を過保護に心配しているので割と兄弟としてのバランスは良いらしい。 家族構成 両親　よく思っていない。連絡も必要最低限しか行わず家に帰ることは殆どない。 犬飼巡　６つ年上の兄。元々は病弱で幼少期に幾度も生死の境を彷徨うほどだった。そのため代わりとして生まれたのが希である。今は健康になったものの怪我や病気に対して過剰に反応しくしゃみ一つ、かすり傷一つで大騒ぎする過保護な面があるが「人の役に立ちたい」と生きる姿に希は憧れている。兄弟仲は良く連絡を取り合い護身術を教えてもらっている。ちなみに【庭師は何を口遊む】のHO３だった。 趣味技能取得理由 回避　兄が「怪我したら死ぬだろ！！」と血相変えて心配するので怪我をしないように立ち回ることに必死な日々 キック　探偵という職業柄身を守る術が必要、兄に教えてもらった。兎に角身を守るために教えられたので型に嵌まらない所謂喧嘩殺法 拳　同上 応急手当　ペット探しでよく怪我をするので手当をしているうちに身についた。 「病気なのはうちの両親のアタマなんだよ、結局」 「怪我したら兄貴がすごく心配するから。まあ…理由はなんとなく察してるからなるべく怪我しないようにしたいんだけどな」 「人の役に立ちたい。代わりじゃなくて、俺の力で、俺の意志で、ちゃんと」 通過シナリオ 悪しき契りの枷

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