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神呪　真白(ｶﾝﾉ ﾏｼﾛ)(30) 死体修復士(エンバーマー) 不気味な女。フラフラと力なく歩くためよく霊と間違われる。生気がない。 見た目がアレなため人から避けられがちだが、ふつうにいい人(？) イラつくと「呪い殺してやる……」とうめく。 ストレスが溜まると持ち歩いている藁人形に「ここは膵臓…ここは十二指腸…」とか言いながらプスプスと虫ピンを刺すようになる。 死体修復をして、真っ白な、綺麗な姿で、あの世に送り出すことを使命としている。 灰音 昴(HO1)とは高校の頃3年とも同クラスであり、2人して飼育委員を押し付けられていた。 幼い頃に精神病を患った祖母と家族とで暮らしていた。 毎日毎日、不気味なことを話す祖母が酷く嫌いだった。 ある日とうとう寿命で亡くなり、葬式をあげることになる。 嫌いな祖母の死体を見に行くなんて嫌だとゴネる真白だったが、最後に挨拶くらいしなさいと母親に一喝され、葬式に参列。 そこで見た祖母の姿は、 穏やかで 静かで 真っ白で。 彼女は病に苛まれていただけなのだと しがらみもなくこの世を旅立ったのだと理解した。 どんな人間であれ、この世を去る時は穏やかであるべきだ。 以来死について勉強し、エンバーマーとなり 遺族と死者の、最後の邂逅を果たさせるために死体修復をしていくこととなる。 しかし、殺人や自殺と言った亡くなり方の死体修復は若干苦手であり、完璧に死体修復するものの…どんなに表情を整えても歪んでいるような錯覚をおこす。 自分でも精神的なものであると理解しているものの、やはり苦手意識を持ってしまう。 そのため、自殺を仄めかされたりすると全力で止めにかかる。 死体修復の際は優しく語りかけながら作業をする癖がある。 その人の体の特徴であったり、遺族のことであったりを話す。 ↓ ↓ ↓ ↓ 以下、ホルマリン漬けの心臓HO3秘匿関連情報 ↓ ↓ ↓ ↓ 入院患者の稲川 澪(14)とは仲が良く、大概の患者は真白のことを不気味がる傾向にあるものの彼女は明るく接してくれる。真白は彼女の従兄弟の原 義久(27)との仲のいい様子を見守っている。 この子達は幸せであるべきだ。 ■__PC3：死体修復士(エンバーマー)__ ```あなたは大体一年ほど前から、死体修復の仕事以外にも、人命救助や患者のメンタルケアなど医者のような仕事を請け負っている。 慢性的な医者不足である昨今、上から何とか助けてくれないかと頼まれたのだ。その為、近くの病院を転々と手伝うようになってしまっている。 中でも足しげく通っているのは『久慈(くしげ)病院』である。 久慈病院とはこの都市で随一を誇る大きな病院であり、中でも医療界で有名になっている事柄の一つは『移植手術の成功率と多大な手術件数』である。 臓器移植が必要になった患者は、この病院に入院する事が多く、現にそれによって救われた命も多い。 この久慈病院と関わりを持ち出したのは、何かの事故によって患者が溢れた際、臨時として救護を依頼されたからだ。 そして、そこであなたは顔に重傷を負った患者に出会う。その患者は何度か自殺を計り、メンタル的にも肉体的にも常にぎりぎりの患者だった。 あなたはそれを献身的に看病し続け、ある日その人物から「自分が生きていてもいいのか」と問われる。それを肯定するような言葉をあなたは患者に告げた。 落ち着いたらしいその患者は、不意に「アオイ」と言葉を漏らした。名前のようだった。 けれどその翌日からアオイは病院から姿を消し、それきりあなたは会う事は無かった。 彼を探している訳ではないのだが、また出会えたら良いとあなたは思っている。 アオイが居なくなったベッドの傍には『黒色の石』が転がっており、それを出会った時には返してやろうと考えていた。``` ```★AF：『黒色の石』……何の石だかは解らない。表面はとても固そうだが、中は液体のようだ。何をしてもその液体が何であるか確かめようがない。(持ち物欄に記載をお願いします)```

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