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月面世界オリジナル特徴表 6-1＜唯一無二の宝物＞ 誰から貰ったのか、探索者は常に持ち歩いている宝物がある。持っている限り幸運+10（POW の変動は無い） 無くしてしまった場合、幸運が元の値に戻るのと、ショックにより SAN-5。 セッション終了後、幸運ロールに成功すると見つかるが、失敗した場合別の特徴表を採用しても構わない。 その他100ポイント→聞き耳35、応急手当35、キック30に振り分け 一人称：私 月面研究員。十六夜 凌地くんの姉。 体を動かすことが得意な弟とは反対に、霧空は部屋の中で大人しく本を読んでいるような子である。 ふわふわとしたクラゲのような、気がついたらどこかへ行ってしまうんじゃないかというくらいの危なっかしいところもあるお姉さん。 弟のことをとても大事に思っており、不器用な彼に対してその反抗でさえも可愛いと思っている。むしろ反抗であることすら気がついていないかもしれない。 弟と共に月面の研究員になったことで、寂しさは感じていない。眠る前には地球で元気にしているであろう両親宛に毎日日記を書いている。 届くことが無いことは知ってはいるけれど、一日一日を大事に生きていることを残すためにも必要な事だと思っている。 そしてこの時代になってくると文字を起こすことも少なくなってきていると思うので、人が昔からしてきたであろう「文字を書くこと」を忘れたくないためにやっている。 ちなみに唯一無二の宝物は、両親から貰った髪留めである。 ＜月面世界後＞※ネタバレ注意 地球に戻ってきた後、凌地くん、明日葉さんの人工生命体である藍と共に平和に暮らす。 藍の「人間」としての人生が終わるその時、その瞬間まで、傍にいるつもりである。 荒廃した地球でも、美しい景色はあるのだと教えてあげるし、たくさんの思い出を残してあげられたらと思っている。 自分たちを自分の意志をもって、守ってくれた彼に対する最大限のお礼の形である。 彼の命が尽きる最期まで、幸せになってほしい、幸せにしてあげたい。 それができるのは、してあげられるのは自分と、凌地くんだけなのだ。

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