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ワタヌキ　ユイ 3/31 誕生花　イチゴ　 イチゴの花言葉より一つ抜粋『幸福な家庭』 自己完結型の精神不安定な女性 自分の名前がとにかく嫌いで名前を聞かれたくない。 適当に名前をでっちあげて名乗るがその場しのぎで名乗るため、名前の辻褄が合わないことが多く、すぐにばれる。 基本的に家に引きこもっているため、他人との交流がとにかく薄い。 後悔ばかりが募る人生で死にたいけれどいつか人生に差し込む光があると信じてしまっているので死ぬ踏ん切りすらつかない。 タバコをバカスカ吸うし、お酒もたくさん飲むからゆっくりと自殺をしているのかもしれない。 幸福な家庭を求めている。 嫌いな食べ物はいちご。見たり匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなる。 オレンジゲーム生還 ふらふらして転んで壁にぶつかってオロオロしてた。 なにもできなくて泣きたかった。なんか知らんけどPOWが-3になった。 不定の狂気　強迫観念に取りつかれた行動　4か月 以下ソープスクールHO4のネタバレを含む可能性があるため閲覧注意 セッション終了後半年の療養 正気度が15くらい回復した ソープスクール開始時点での設定諸々 「あった物事はなかったことにできない。あるものを無かったことにしようとするのは進化への冒涜だ。」 「私は私の名前が嫌いだ。両親は私の誕生花に因んで『幸福な家庭を結び付けてくれる子』としてこの名前を付けた。 だけれどその両親は私の目の前でその結目を解いてしまった。 その日から私の名前は苗字と共に『四月一日（ウソ）』になってしまった。 幸福な家庭を繋ぎとめることができず、最愛の妹をこの世に繋ぎとめることすらもできなかった私に、私の名前は私に『嘘つき』を語りかけてくる。 私は教師として妹と接する時間が嫌いだった。他人として冷たく接してくる妹を見る時間が耐えられなかった。 教師として妹と対峙している時、私の絵を見て笑ってくれた妹と過ごした時間が嘘だったんじゃないかとすら思えてしまった。 そして何より妹が『ワタヌキ先生』と呼んでくるのが嫌だった。他人として線を引かれている感覚が拭えなかった。 私のことを嘘つきだと、家族の間を繋ぎとめられなかった私への罰だといわれている気がした。」 「あったものが消えていくことを恐れる事は悪いことだろうか。 壊れてしまったものを元あった形に直したいと思うのは悪い事だろうか。 形はどうなってしまったとしても家族を愛することは悪い事だったのだろうか。 私は悪い人間だろうか。」 設定 自己完結型の女性。 決して陽の光の入らないカーテンの締め切られた煙の揺蕩うアパートの一室に住んでいる。 幼少期に体が弱かった反動か一人で外出したり遠方に出向くことが多い。 終幕を拒み消滅をこの上なく嫌う。 証を記録として残すことに執心し、その手法の一つが絵画であり、生徒たちの仮面の収集である。 生徒たちの仮面の収集は各学年ごとに最初の課題として課している真っ白い仮面に憧れの自分を作ると言う授業の課題の成果物の内、 返却時に持ち帰らなかった生徒のもの及び、返却後に教室でふざけて被るなどして飽きられたのちにゴミ箱に捨てられたものを回収して自宅に収集している。 一応、各学年ごとに同じ内容の課題を課すことによって一年ごとの純粋な技術力の向上を見たり、図画工作の総合的な技術力の確認、 生徒ごとの授業に対する態度の確認、仮面を本心を隠す寓意と見立てた上での生徒の心理状態のある程度の予想など、 教師として彼女ができうる全てを注ぎ込んだ内容にはなっている。 収集している理由としては、生徒達の感情のアーカイブ化と言う意図があり、 消えゆく思春期の感情を作品という形で物理的に残し、それを保存するという試みである。 別に自身の手元においておく必要はないが、捨てられて消滅してしまうくらいなら手元に置いておこうと保管している。 変な趣味というか癖みたいなもので、 そもそも本が多いように思えない部屋に相当数のシリーズ物の本が軒並み最終巻のみ未開封の状態のまま段ボールに収めてクローゼットに保管されている。 最終巻以外はばらつきはあれど最低1回は読まれた痕跡がある。 部屋の壁には生徒たちが作った仮面が壁の元の色が分からなくなるくらい所狭しと貼られており、 今まで他人を部屋の中に入れたことはないが、仮に入ることがあるなら居心地が悪いことこの上ないだろう。 また、その壁の内一面のみ様子が異なり、壁の上部に三枚の仮面とその下一面に妹との写真、 中学生の頃に自分が書いた妹の絵など妹にまつわる物品が『展示』されている。 これは彼女なりの妹が生きた証とその記録であり、狂気に染められた歪んだ呪物ではなく彼女の歴とした作品である。 ただし、ただただ強い心を持って作り上げられたものというわけでもなく、 その『作品』の前の床には、壁面中央にある『幸福な家庭』の写真を自らに対する怒りで赤く染め上げようとした、『躊躇い傷』が残っている。 さて、先述のとおり壁には作品を展示するための画鋲の穴、床には赤く塗るのを躊躇った赤い絵具の痕跡、 部屋全体には自分の胸を黒く染めるために使ったタバコの香りが充満している。 さようなら敷金である。 自分みたいな人間の胸中が鮮やかな色であることに違和感を覚え、自分の胸の中を黒く染める『画材』としてタバコを吸う。 バイバイ敷金をしているし、部屋をパッと見ただけでも相当散らかって見えるのは間違い無いが、 いわゆる自分の中では片付いている部屋の究極形であり、必要なものは迷わず取り出せるし、 作品保全の観点と言うのもあり、実は埃一つ無ければ湿度も一定値を維持しているという徹底管理された部屋になっている。 『ソープスクール』　HO4で作成　許してほしい 幸せな家族写真などない

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