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Leonard Bergman （Lenny） レナード・バーグマン （レニー） アングロサクソン系のスコットランド人。 スターリングにて2人兄弟の長男として誕生。 少々やんちゃながらも聞き分けの良い性格であり、周囲からの愛情を受け育つ。 両親がラグビー好きであることもあり、幼少期からラグビーに触れ始める。 地域のチームに所属するなど意欲的に取り組み、コーチやチームメンバーにも恵まれ、徐々に頭角を現していく。 しかし、両親からの期待は日に日に重圧へと変わっていった。 周囲のプレッシャー、自身の中で空回りしていく焦燥感。 ついには15歳のころ、試合中の無理なプレーにより左腕を骨折。選手生命を絶たれることとなる。 周囲の、自分に求める価値がなくなってしまったこと。同時に、重圧から解放されること。 正反対の感情に整理をつけられないままに、時間だけが無為に過ぎていった。 弟だけはそんな状態の自分にも変わらず、余計なことを考えずに済むよう接してくれた。 何か報いることはできないかと考え、出した結論は弟を守り、養っていくことだった。 ひとまずは翌年に控えていたSQAに向けて入院中の空いた時間を勉強につぎ込んだ。 その甲斐もあり大学進学が十分に可能である成績を取ることができたため、就学期間を延長し上位の試験を受験。 最終的にグラスゴー大学の文学部に籍を置く。 ラグビーに打ち込んでいたこともあり、他に趣味と言えるようなものもなかった彼だったが、 退院祝いとして弟より贈られた「緋色の研究」から、シャーロキアンとしての道を歩むことに。 研究を進める中で様々な分野の知識をかじり、大学在籍中には歴史の面から大空白時代についての考察を進めた。 新たな趣味は彼の世界を広げ、人生を豊かにした。 だがその分体を動かすことも減ってしまい、多少ガタイがいいだけの非力な男が誕生した。 修了後は新聞社の特派員として働いており、現在はロンドン在住。 事件や事故を主なターゲットとしている。 大学進学時に弟を連れて家を出ており、両親とは事実上の縁切り状態にある。 同居している弟は、ケガで何もなくなってしまった自分に光を与えてくれた存在だ。 ------------------------------------------------------------------------------ Bernard Bergman （Bernie） バーナード・バーグマン （バーニー） https://charasheet.vampire-blood.net/3565267 レナードの2つ下の弟。 本の虫であり、読書以外へのやる気が皆無。 兄がラグビーをしている間は両親の期待もそちらに向いていたため特に不自由なくやれていたが、 骨折を理由にラグビーを諦めたとき、期待はこちらに向けられた。 「お前もやれるはずだ」 「お兄ちゃんの分まで」 段々と過剰になっていくアプローチに、親への反感は強くなっていく。 反面、そのきっかけを作ったとも言える兄とは今まで以上に交流が増えていった。 自身に向けられた圧力を思えば、理不尽な怒りを元当事者にぶつける気にもなれず。 また、目に見えて沈んでいる状態の兄を放ってはおけなかった。 義務教育を終えるとすぐに家を出て、短期の仕事を繰り返し食い繋いでいく。 食事睡眠労働、それ以外は読書に充てられる。本人的には理想の環境を手に入れることができた。 兄の就職に伴い、ロンドンに移住。 部屋のスペースの大半を本で埋めてしまっている負い目もあり、さすがにちゃんとした仕事を探そうと求職中。

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