タグ： りんちゃん

【特徴表】 ・芸術的才能 ・プロドライバー 【経歴表】 ・ある団体の代表だった ・大喧嘩をしたことがある ・家族から探されている 親が設立した宗教の神子として小さい頃から利用されていた。幼い頃はその宗教の教えを信じきっており親が喜んでくれるならとお勤めを頑張っていた。 神の御許へ行く為には埋葬の際に汚れた臓物を全て取り除き、清らかな魂とそれを入れる側(皮)のみにしなければならない。 その清らかな魂の器を作ることができるのは神子のみ。そうやって小さい頃から人の中から臓物を取り出してきた。当たり前のようにその臓物は臓器売買の商品にされた。神の御許に行きたがる人はそれこそ腐る程いた。大の大人が年端もいかない自分の前で首を垂れ涙を流して懺悔をしてくる。なんて人は汚らしいんだろう。心底そう思った。 しかしそんな生活も長くは続かなかった。臓器売買に足がつき、あれよあれよと宗教は解体の一途を辿った。 親は重い罪が課せられたが、自分は未成年だったことも加味され監視のもと施設に入れたれた。その頃から土を掘ると言うことに執着を覚えていた。どのような地質環境下なら人を埋めても骨も残らないようになるのだろうか。自分の国は土葬が主流だった為だと思う。死んだ後の自分という存在を残したくなかった。いつ塀から出てくるか分からない親に会いたくなかった。一度面会に行った時の親の言葉が忘れられない。「私たちがここから出れるようになるまで神の教えを守り哀れな人々を導くのですよ。」恐ろしくなった。こんなことになってもこの人たちは止まらないのかと。いくら自分が言葉を尽くしても、半ば叫ぶように訴えても聞く耳をもってはもらえなかった。これが初めて自分が親に反抗した最初で最後だったと思う。 それからは狂うように研究の道へと突き進んだ。やはり土だけでは限界があるので薬学などにも手を出してみたりもした。それがなんだか大変優秀な功績として納められたらしいがそんなものはどうでもよかった。一刻も早く見つけなければ。その一心だった。そんなある日、声をかけられた。月に行かないか、と。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ