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(るるぶ6版スポークスマン参照) ｢愛とは、大勢の中からたった1人の男なり女なりを選び、ほかの人を決して顧みないことなのです」―トルストイ 『蹂躙するは我が手にて』 HO3：C国の参謀総長 ColorCode：#e0b5d3 /リラ（ライラック） Birthday：6/12 Flower：ライラック「思い出」「恋の芽生え」 ImageSong：『シャルル/バルーン』『さようなら、花泥棒さん/メル』『Magnolia/M2U』 『誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル』 キャージュ公国第22代目元首の娘。愛称は｢ユフィー｣。元首の参謀でもあり、国の機密組織である『シャトン』のトップを任された女性。 淡い紫色の虹彩に、鮮やかな海の色をほんの少し差したような珍しい瞳の色を持つ。 幼い頃からの英才教育の賜物か、身体能力も知性も人並み以上で、特に作戦考案には突出した才を持つ。組織内の動きとしては自ら国外に出向くことは稀で、基本的には国内で指示する立場にあるのが常。自国の政治的体制や冷厳たる組織の規則については、平和な国の維持のために在って然るべきこととして教育されてきている為、それに対して疑問や不信を抱いたことはない。 キャージュ公国特有の大らかで穏やかな国民性に洩れず落ち着いた物腰で普段はお嬢様然としているが、感情が高ぶった際たまに口が悪くなるのはとある人物の影響によるところが大きい。 母は彼女が生まれてすぐに亡くなったと聞いていたが、長く諜報活動を続けているうちに母は死んでいないこと、自分には生き別れた双子の弟がいる、ということを知り密かに調べている。思い出が殆ど無いため、最初は｢会ってみたい｣という純粋な気持ちだったが、大戦後はその生死を案じている。 【所持していたもの】 制服の襟元を飾るリボンに付けられた、海色を宿した青い宝石のようなペンダントを常に身に付けている。宝石の部分をよく見て見れば、国の象徴である猫の装飾と、その首に巻き付けられた細い紐状の何かを確認することが出来るだろう。これは俗にメモリアルペンダント──所謂、｢遺髪入れ｣と呼ばれているもの。 宝石の背面はロケットのように開けて中に写真などを入れることが出来る仕様になっているが、エウフェミアはそれに小さく折り畳んだ遺書(エニグマ暗号機で入力されたもので、一般人には読めないようになっている)を入れ、外側を火で炙り開かないようにしている。猫の首に巻き付けた髪は誰かの遺髪ではなく自身の髪の毛。 これは、彼女だけでなく組織に属する女性は何かしらの形にして身に付けている者が多く、曰く 『いつ、どこで死んでしまったとしても、大切な人の元へ必ず帰ってこられるように』という願いが込められたものであるという。 一人称：私(わたくし) 二人称：貴方様、○○様 ------------------------- 【各国との関係性】 《A国/大桜皇御国》PL：麻倉様 政治的指導者：オーマ 地理的には自国から北東に位置する、歴史的にも縁の深い国。 自身の母と、血の繋がった生き別れの弟が亡命しているという情報を得ているが、まさかその弟が政治的指導者となって君臨していることは夢にも思っていない。物心つく前に引き離されているため記憶が無い上に、ユフィーには"母は幼い頃に亡くなった"と言われていた為オーマ側は認識しているが彼女は知らない（国の教育方針により物心つく前から同じ時間を共に過ごすこともできず厳しい監視下にあったが、母親はその監視の目を潜り抜けオーマを連れてA国に亡命している）。 オーマと顔は似てはいないものの、母親譲りの瞳の色がとても似通っている。 ───────── 《B国/ラジアータ》PL：呂呂様 将軍：フランツ・リコリス 元同盟国。地理的には自国から北西に位置する。 軍事力を持たないキャージュと、他国の情報を得るという目的で同盟締結した際に政略結婚が画策され、その婚約者がフランツだった。(戦後、同盟決裂した為に婚約も破棄された) 歳が離れていることもあり子供扱いされることも多かったが、それでも、世間を知らない当時の彼女にとっては話の何もかもが新鮮で共に過ごす時間が楽しかった。年若い女の子らしく純粋に恋い慕っており、時折見せる口の悪さは彼に影響を受けたもの。 しかし戦争が始まり、自分の国が主戦場となってしまったこと。その原因が愛する人の祖国によるものだったことを知り、絶望と深い悲しみの末に復讐を決し、廃れゆく自国を顧みず完全な私情に身を窶した結果、本来ならもっと早く終結する筈だった戦争を長引かせることとなった。 ────────── 《D国/ヴェーチランド共和国》PL：REI様 技術研究所所長：ミーシャツィ・ワルプルギス 地理的にはＡ国よりも更に北に位置しており、自国が軍事力を持たないことに加え距離的にも離れていることから直接的な外交には縁が無かった。 第三次世界大戦が勃発し自国が焦土にされてしまった際、自国が戦争に介入する手段（技術力）を求めて単身D国に潜入し、その時に研究所所長である彼女と邂逅。意図しない形での接触だったために“ブランシュ”という偽名で接触しているが、どうやら彼女には悟られていた模様。当時はその素性を知ることも無かったが、彼女がD国の魔女であったことは後に知ることになる。 ------------------------- 【その他】 彼女が首に巻いているチョーカーはシャトンに所属する者全てが身につけることを義務付けられている物。GPSが搭載されていることに加え、通信機としての役割も持っている。(セッション中は使用できないということで大丈夫です) このチョーカーの最大の役割は、『謀反を起こした人間、または任務に失敗し他国に捕らわれてしまった人間の抹殺』である。 皮膚からも吸収される無味無臭の毒薬が特殊な仕様で内蔵されており、その毒性は高く一滴でも致死量(現実世界で言うところのSarinのようなもの)なので、触れてしまえば僅か数秒で症状が現れた後数分で死に至る。 体温で気化する為、呼吸器から吸収させることも可能。周囲に敵国の存在があれば諸共道連れにすることもできる。この措置は、捕縛や拷問による他国への情報漏洩を防ぐためのものであると同時に、反逆を企てさせない為の抑止力とする意図もある。(これを用いて、自らが窮地に陥り自国に危険が及ぶと判断した場合は須らく自決せよ、という教育を彼女たちはされている) 首を落とさない限り外すことが出来ない代物となっており、無理に外そうとすれば死は免れないだろう。解毒薬も今のところは存在しないとされている。この致死性が高く危険な毒薬を、公国がどのルートで入手しているかは不明。

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