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特徴表 4-1<目つきが悪い> APP-1 信用-10 （興味P＋60） 3-7<俊敏> 回避がDEX*5 15年前に牡丹を拾った。 牡丹を拾う数か月前に妻を亡くしている。子供も身ごもっていた。 妻を殺したのは未成年の男で、誰でもよかったなどと言っていた。誰でもいいなら、どうして、妻を。 その男は結局未成年だったため少年法に守られ短い懲役を経てすぐに外へと出たらしい。 一方、咲は自暴自棄になり、一度会社を長期間休む。その時期に遺書屋を始め人殺しを始める。 いつか妻を殺した男に復讐を果たすため。周りの人間に危害は加える気はなかった。ただ、妻の苦しみを分からせたいだけだった。 私がこんなにも苦しんでいるのに、君だけ、のうのうと生きているなんて許されないでしょう。 そんな時、牡丹と出会う。普段の咲であれば拾わなかっただろうに、そのままにしておけなかった。 泣いている声が、自分と似ていたから。一人は寂しいと、泣いている気がしたから。 子供と接する機会も、子育てをしたこともない咲にとって牡丹との生活は未知のものだった。 お腹が空いて泣いているのか、おしめを変えてほしいのか、眠いのか、何もわからないまま数年を過ごし、牡丹は立派な女性になった。ただ一つ、咲の仕事を手伝いたいと申し出してきたことを除けば。 牡丹が物事を理解できるようになった時にきちんと膝を突き合わせて咲の裏家業の話はしていた。 このまま警察に突き出してもいい、どこか遠いところに行ってもいい、金なら渡す。生きていくのに困らない程度には。と話を付けていたが牡丹は相も変わらずまだ咲の隣にいる。さて、どうしたものか。子供は分からない。 咲にとっての人生のゴールはあの男に復讐をすることだったが、今は少しだけ変わった。 牡丹が大人になって、すてきな人と結婚して、幸せになってくれること。それが人生のゴールだと。 牡丹が一人で生きていけるようになれば、やっと自分も妻と子供の元に行けるんだ、と。

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