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一人称：オレ 蓮田大学民俗学専攻。 オカルトサークル所属。 上がり症なことと、声がでかいことが悩み。 彼は自分の運命を呪い続けて生きている。 彼の悲劇はこの世に生を受けた頃から始まった。 幼稚園でも、小学校でも中学校でも悲劇は繰り返された。 初めてのクラスでの自己紹介。 先生が名前を読み上げる。 「のりつ こみくん」 それがまさに幕開けを告げる笛なのだ。 ざわめく同級生たち。隣同士でひそひそ話したり、笑いを堪える声がさざ波のように押し寄せる。 そして誰かが言い出すのだ。 「えっ！？自分、ノリツッコミ言うねんな！」 「めっちゃおもろいやん！オレとコンビ組もうや！お前ボケな！」 ナイフのように突然向けられる〔フリ〕。 クラスメイト全員から注がれる期待の眼差し。 震える声を無理やり絞り出す。 「そ、そうそうそう、のりつっこみのオレがボケで自分がツッコミ…って自分誰やねん！こういうのは、アレや、自己紹介してからやろ…普通…」 教室に自分の声が反響する。 期待に輝いていたみんなの目が一斉に曇り、虚無の顔で前を向き直る。 先生が自分の後ろの席の子の名前を読み上げる。 これが彼の悲劇である。 笑いに対して全力の特殊地域・大阪という地に、「いかにもやってくれそうな名前」で生を受けた時から、彼はいわれもないプレッシャーをかけられ続けてきた。 高校ではわざわざ関西圏を避けた学校に入学したが、「大阪出身」という肩書きがかえって際立ち、 素人以下の酷いボケを毎日のように振られる地獄を過ごした。 そのようなわけで、大学は大阪へ戻り、蓮田大学に入学。 もちろん大学でも悲劇は繰り返されている。 大阪人全員おもろいわけないやろ！！！！ 俺は目立ちたないねん！！！ ほっといてくれや！！！！ でもウケたら嬉しいです！！！！！！！！ 好きなチョコ：食玩とかに入っている「じゃないほう」的な扱いのチョコ。共感できる。オレはお前のこと好っきゃで。 ちからをかして えーた　おない　えーた かもめ　１こ下　　かもくん あきちゃん　１こ下　あきちゃん たっちー　１こ上　　たっちー先輩 げんしょう　3こ上　　げんしょう先輩

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