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【特徴】3-5 銃火器の達人：銃火器とは何かの縁(戦争)があり、普段から親しんでいる。火器技能5つの基本成功率が50%になる。 アースフィアリード帝国内で知らない者は居ないとされる、名の知れた将軍。顔や身体には、今までの戦場で傷つき、消すことが出来なかった火傷跡、切り傷等が数え切れないほど残っている。また、バーコードのような印が掌にある。 一人称は俺。二人称はお前、呼び捨て。 戦闘狂ではない。人が苦しむ姿や、人が自分の命令に従う姿が大好きなサディストである。言葉の通り、まっさらな大地が好き。そのせいで各地が酷い目に遭っているが特にお構いなし。 第三次世界大戦はやり過ぎたかなー？と少しだけ反省している。死刑囚になってもこれである。 モルガスは元々アースフィアリード帝国内でも特に治安の悪いスラム街で産まれた孤児だった。5歳の頃には捨てられ、殆ど親の顔も覚えていない。 最初は汚れ仕事等ばかりやって生きていたが、人から見て学ぶ能力、泥を啜ってでも生き延びてやるといった精神力。そしてたまに来るお偉いさんの振る舞いや、辺りの地域を仕切るリーダー格の言動から人の心の動かし方をも知っていく。 そして彼女は、10歳になった頃にはスラム街の一角を纏めあげ、一揆を起こした。 その一揆はただの烏合の衆とは思えぬ程に統率が取れており、鎮圧にはかなり時間がかかったという。 鎮圧後もスラム街の住民たちによる、迫害や差別への大きな抗議は続き、帝国の国内政府は内乱を防ぐ為、他のスラム街住民全員に国民としての権限を与えた。 モルガスは今回の一揆で5人いた首謀者のうちの1人だったため、本来であれば即座に刑を執行される予定であった。 が、モルガスを含めたこの首謀者5人は、スラム街の一角をそれぞれ纏めあげる程のそれぞれのカリスマ性を持っていた。 政府はただ殺すより使う方が良いと考え「刑を無効にする代わりに皇帝、そして国へ、その才能を持ってこれから奉仕するように」と命じ、彼らの能力を活かし伸ばせる場所へと輸送。 そのままモルガスは国でも有数の軍人学校へと入学。前線へ出る兵士へと育て上げられた。 その後、彼女は常に戦績を上げて帰ってくるようになり、25を越えた時には既に将軍となっていた。 今では、国民も、植民地、領地とされた国民や民族すらも彼女のことを「帝国の“英雄”だ」などと呼ぶ。 が、彼女は……領地にならぬ場所、抵抗する国であれば、皇帝の名の元に核爆弾や核魚雷を使い、全てを更地へと変えていく。 その時の彼女はとても楽しんでいるように見えるらしく、モルガスのことを詳しく知っている軍部や兵士等は「彼女は正しく“破壊神”そのものだ」と呼ぶ。 ちなみに今回彼女が死刑囚となったのは、第三次世界大戦で戦場となった場所の殆どを焦土と化したからだ。 モルガスは、第三次世界大戦中では国内政府の上層部と同等の権利を持っていた。が、死刑囚になったことによって権利は全て奪われた。 人を上下関係で見ないからか部下からの信頼は厚い。逆に政府上部には嫌われている。 戦争で起こしたアレコレを政府上部に揉み消させているから、当たり前である。 ---------- 【アースフィアリード帝国について】 Q.アースフィアリード帝国ってどんな国？ 簡単に言うと皇帝がいて、その下に皇帝を支える政治家やら何やらがいて、定期的に戦争しては領地を拡大し続けてる国だよ！ 基本的には本国の領地と、あちこちにある植民地とで領域が別れてるよ。 Q.どうせ戦争ばかりしてるのでは？ 軍事力では世界の中でもトップレベルだけど、各領地や植民地への対応もあるからそうでもないよ！2年に1回くらいだから少ない方だよ！ ちなみに技術力は他国に多少劣るから、凄い兵器を持ってるわけじゃないよ！核は持ってるけど。 Q.人口は？ 人口は多いね。 元々の領地も広いし、鉱山を持つ国も植民地にしてたりするから、食糧や鉄等の物資に関しては国内生産でもある程度追いついてるみたい。 それでも技術者は足りてないから、モルガスと同じ仲間の1人がちょくちょくヘッドハンティングしてるみたいだね。多少の技術力があるのはそのおかげでもあります！ Q.教育とかはどうなっているの？ 普通の学校はきちんとあるよ。ただ、義務教育ではないしお金もかかるから、先生が個人で開く教室といったものも結構あるみたい。 モルガスみたいなスラム街出身の子は、国民として認められていても親がいなかったりで字すら読めなかったりするよ。でもアースフィアリード帝国は、立派な策士や兵士を生み出すためには少しでも教育を施したい。 というわけで、軍人目指してる人や孤児等の教育不足者向けに軍人学校があります！ お金がなくても、親がいなくても、字が読めなくても、戦闘に関する知識や戦闘訓練を教わることができるよ！ でも文字が読めない子は、知識を教わる代わりに強制的に戦争に関わる兵士になるという前提条件で入学することになるよ。将来を国に捧げる代わりに知識を得るということだね。 ちなみに普通の学校でも戦争が起きた際の心得とかは教わるし、何かあれば人の急所なんかもきっちり狙うように言われるから、いざと言う時は国民の1/5は兵士になれると言っても差し支えないくらい、戦いに関しての知識を得ているよ！ Q.モルガスの掌にあるバーコードって何？ 帝国の国民であることの証明になる印です。生まれてある程度経つと、個人で微妙に違うバーコードの印が刻まれるようになるよ！ ちなみに植民地で暮らしている民は、国に農作物等を捧げる代わりに身の安全やその他商業関連の保証がついているけれど、厳重な検査を受けない限りバーコードは刻まれないよ。 帝国内ではこのバーコードで権利諸々管理されていて、これがないと行動範囲や娯楽の種類が限られてくるよ。 その代わり、出産や商業、戦場での活躍、色んな場面で功績を上げればその分権限は上がっていくし、生活に困るようなことは犯罪を起こさない限りないから、大体の民はある程度満足してるみたいだね。 ちなみにこのバーコード、本人が死ぬ……つまり血が巡らなくなった時点で反応しなくなるので、死体の手首を使っての悪用は少し難しいね！

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