タグ： 狂気山脈 さなだ

日本人。恋人はなし。両親ともに登山家で故人で４つ下の弟だけが唯一の肉親。キリエが15歳の時に両親は山で亡くなっており、両親の遺産で姉弟二人支えあって生きてきた。姉弟仲は良好で、キリエの方が若干ブラコン気味。弟はもうすぐ長年交際していた女性と結婚する予定になっており、そしてその式には姉には絶対参列してほしいと言っている。弟にとってもキリエが唯一の肉親だからだ。従ってキリエが狂気山脈に挑むことを弟は最後まで反対していた。キリエ自身も弟の為に危険な登頂は今まで避けていたが、蛙の子は蛙。山に挑み散って逝った両親と同じく、初めての前人未到な狂気山脈はキリエにとってこの上なく魅力的なものであった。幸い山で生き残れるよう両親から山の知識や応急手当の方法などの医療知識は教え込まれている。必ず生きて帰り結婚式に参列すると弟と約束し、キリエは狂気山脈へと挑むのだった。 ・名前について 戸籍上の名前は『美祢岸霧恵』。字面が可愛くないとう理由で公式な書類上以外ではカタカナで名前を書いている。 ・弟について 23歳。両親の友人が経営する会社に縁故で就職した社会人。不器用だが真面目で家族思いのお人好し。学生時代から長年交際していた女性と就職を機に結婚する予定になっており、姉の狂気山脈への登頂を最後まで反対しており、登頂は許したが納得はしていない。かわいい。

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