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国籍性別年齢すべてが不明な闇医者。顔がいいので積極的にナンパしがち。 その正体は闇医者であり、快楽殺人鬼である。他人の骨（主に頸椎、肋骨）に強く執着しており、好みの骨の持ち主をみると口説きはじめ、最終的に解剖して飾る。それを「自分が愛を表現する上での行為だ」としているため、特に罪悪感はない。ちなみに殺している自覚はなく「いなくなっちゃった」「振られちゃった」と殺した後は感じているらしい。 ＜監視者＞ 監視者たる貴方は、綺麗な瞳を持っている。 ヒトから少し離れたその瞳は、監視カメラの如く綺麗な映像を誰かに届けている。 今回のことについて 「古のものについて」「改造人間について」を他のヒトに話した場合、 探索者の記憶（古のものに関するもの）が消去される。 今回得たステータスの補正とクトゥルフ神話技能をなくすこと。 話した相手の記憶も、その部分においてのみ消去される。 もしも探索者が配偶者などの大切なヒトにこのことをどうしても打ち明けたい場合、古のものが見逃してくれるかを＜幸運＞ロールによって決定する。 失敗した場合は上記の記憶消去処理になる。 勿論、「どうしても話したい」場合に限る。 話した相手が口の軽い人間だった場合も記憶を消されることになるだろう。 その過去は生まれはフランスの元名医の息子である。かつて兄がいた。 兄と競うように勉強させられてきたキャシー（本名キャロライン）は、兄と常に比較されてきた。兄に勝てたとしても父と比べられた。そんな圧倒的にストレスにさいなまれた生活の中で唯一の癒しが骨格標本を見ることだった。骨を「人間の生み出した宝石」であると当時から思っており、模型も好きだった。そんなある日、実際に手術を見学できる機会があり、間近で肋骨を見た彼は、ぬらりとした血の付着した骨に心を奪われ、それ以降本格的に外科医としての道を志す。 あまりに異様なまでに骨に執着したキャシーは、当時から背筋の良かった兄に執着するようになる。家族では、互いに協力し合って勉学に励んでいるのかと勘違いされたが、実際は兄よりもキャシーの方が能力的に秀でており、劣等感の中で兄にとっては理由の分からない執着に、恐怖を感じていた。片時も離れようとはしないキャシーにとうとう限界が来た兄は大学を機に家を出る。そのまま、少なくともキャシーが覚えている範囲では帰ってこなかった。実際は、キャシーがいない間に帰ってきている。 次々と才能を発揮し、医学の世界でも注目されていたが、実際にキャシーが欲したのはただただ解剖の技術と骨だけで、ある日、医学会を疾走する。最後に描いた論文は医学界でも物議を醸したとんでもない倫理観ガン無視の一本だったらしい。（現在は封印状態である。） そうして次第にアンダーグラウンドに足を突っ込んだキャシーは、非合法な手段で人間をえり好みし、ほねを採集しているらしい。その道の人たちからは「とんでもなく腕はいいが、絶対に世話になりたくない」と言われ、半ば悪魔扱いである。ちなみにキャシーの解剖したがるタイプの人の特定はされていないらしく、自分が選ばれたら、と思う患者は基本的に来ないらしい。来るのはよっぽど自信があるやつか、逆にじぶんはどうなってもいいと思っているやつだとまで言われている。 基本的に享楽的で刹那的、ただ欲望は必ずかなわないと気に食わないらしく、相手の都合お構いなしで、必ず手に入れる。

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