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ホルマリン漬けの心臓　HO3　職業：死体修復士　　FFB6C1 物腰の柔らかな青年。優しい口調で話し、人当りもいい。 小学5年生の時、自分が外に遊びに行っている間に両親と5歳下の妹(まつり)が惨殺された過去を持つ。 死体の状態はあまりにも無惨なもので、発見した時は両親と妹だとわからなかったほどだったが、 葬儀の時には綺麗にされていたのがあまりにも衝撃的だった為、この職に就いた。 どんな凄惨な遺体であっても、丁寧に、綺麗に、遺された人の為に修復することを最良としている。 家族を亡くした事件後は親戚の春日居家がある関西地方へと引っ越し、高校卒業まで過ごす。 春日居家はみな明るいテンプレ関西人一家な人たちで、祈はそんな彼らに救われつつも、居たたまれない気持ちを感じていた。 彼らが優しく明るい人たちであるほど、自分が異物であるようなそんな気持ちを抱いてしまった。 しかしそんな気持ちを言う事も出来ず、大学進学を機に再び一人関東へと戻った。 引き取られた家できちんといい子でいよう、と思ったために口調は僕+敬語がクセになった。 春日居家の息子、由隆のことは「由隆兄さん」と呼んでいる。 過去の経験上、刑事という仕事には信頼感を持っており、人柄も好ましく思っているが、心を開き切っているわけではない。 むしろ、あまり迷惑をかけたくないと思う存在。 高校時代の同級生であった未来のことは、少し話した程度の間柄だが、連絡先は知っており、たまに何かしら連絡が来る。 過去の経験上、記者という仕事に関しては懐疑的であるものの、それを表に出すようなそぶりはほとんど見せない。 不定の狂気：心因性視覚障害・心因性難聴・単数あるいは複数の四肢障害(7月から4か月)※終了 家族や、死んでしまった人たちの幻聴が聞こえる。 AF『懐中時計』 鴉羽が祈くんに渡した彼の存在を証明できる唯一の物品。何があっても正しい時間を刻み続ける。

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