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機関に雇われた狙撃手。右手の一指し指に金～銀色に変色する指輪状のスペックカラーが存在する。 元々はフリーの狙撃手で、昔は百発百中の超実力者であったがある日を境に命中率が落ち、現在の実力は「そこそこ」といった所であった。しかし、彼への依頼は絶えず殺到し、失敗しても多額の報酬が支払われる。 彼の人気の所以は、狙撃の成功率ではなく、叩きだした奇跡的な結果からであった。彼の狙撃は3割程でしか成功しない、しかしその３割はどんなに不可能な状況であろうとスナイパーライフルの射程内であれば必ず標的を仕留めているのだ。例え標的が音速を超える戦闘機に乗っていようと、標的の顔が分からずとも、狙撃地点が1cm程しかなくとも、殆ど武器が通用しない筈のネフェリムであったとしても、だ。 この驚異的な「3割の狙撃」に興味を示した機関は彼をリストに加え、以後度々依頼を出している。 彼は自分が決めたルールに忠実であり、標的を仕留めるまでの回数やリロード時の手順をダイスの出目に任せている。そこに何の意味があるのかは不明。 実の所彼の特性能力は詳しく解明されておらず、確立操作能力や結果改変能力とも言われているが本人は「特性能力の有無は狙撃に影響しない」とだけ語り、あまり自身の特性能力について知ろうとしない。 プライベートの付き合いは非常に悪いが、仕事中の仕事仲間に対してはそれなりに友好的。 https://www.youtube.com/watch?v=c3tlslGPwWI

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