タグ： リア狂卓 きつつき

翠河 彼方(みどりかわ かなた) 25歳。大学仲間で結成されたバンドでベースと作曲を担当している。駆け出しで知名度はほぼ無く、路上ライブ等で活動している。 ある日、運悪く事故にあい両腕を骨折。リハビリをしっかり行ったとしても、骨に異常が残りベースが引けなくなるかもしれないとの診断を受ける。生きがいだったベースを奪われ発狂した彼は病室で自殺を試みるが、とあるひとりの医師によってそれは制止される。 聞けば、その医師も過去に自殺を試みようとした過去があったらしい。本人はその経緯を一切覚えていないようだったが、"彼女"のその言葉には確かな重みがあった。 その真摯な姿勢と性格に、彼方は徐々に惹かれていくようになる。その影響か、リハビリにも一生懸命取り組むようになり、数ヶ月後に無事完治させることに成功。ベースも問題なく弾けるように。 退院の日、いつもと変わらずに仕事をしている彼女と離れるのがどこか寂しく感じた。 気づけば声をかけていた。"医師"ではなく"ひとりの女性"として。 初め驚いたような顔をした彼女は───── 【通過シナリオ】 初恋性ストックホルム症候群(KPC) 純愛性リマ症候群(KPC)

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