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◆◆◆◆◆◆───────────────────────────────────────── ◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆　　　逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい。 ◆◆◆　　　　The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all. ◆◆ ◆────────────────────────────────────────────── 　◆◇◆　情報 - 1 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 特殊　　　────　病弱 選択　　　────　理科が得意【　生物学、天文学、物理学　】 　　　　　　　　　　委員会に所属【　応急手当、経理、信用、図書館　】 変更　　　────　広報委員会は声や文字を武器とする。心証を害さないよう【 心理学 】で判断を。 　◆◇◆　情報 - 2 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 在籍　　　────　某市立河合中学校3年2組、出席番号14番【　過去 // 1年2組 → 2年3組　】 所属　　　────　委員会 - 広報 / 部活動 - 無所属 誕生日　　────　XX月XX日（　http://365x7.net/day/　） 印象色　　────　柘榴 - #762034 　◆◇◆　情報 - 3 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 咳をすれば肋骨を折り、外に出れば風邪を引く。薬局へ出向こうものならいくつかの病をもらっては併発したこともあり、次第に外に出ることも少なくなった幼少期だ。家の中にはみずからを隔離する為の部屋までもが設けられ、兄弟ふたりにと用意された部屋よりも過ごした時間は多かったかもしれない。──楽々浦馨には、歳の離れた兄が居る。自分よりもずっと健康で、自分よりいくらも自由なひとだ。生まれた頃に暮らしていたどこか冷ややかな雰囲気の漂う町でどこか浮いてしまうような彼を、正直なところ羨ましく思わなかった日はない。兄のように外を駆けたかった。兄のように友達と遠出をしたかった。けれどそれと同じくらいに、兄が自分の為にと用意してくれる本や遊び道具が好きだったのも確かだろう。多かれ少なかれ知り得た知識の数々は、すべて兄との時間のさなかに見聞きしたものだった。 身体が弱ければ病院で過ごすことも自然と多くなったが、療養に充てたひどくゆったりとした時間の中で考えるあれやこれやは決して無駄ではなかったように思う。大人に心配をかけないよう振る舞う処世術を主として、自分自身の機嫌ひとつで態度を変えない生き方を身につけるには充分だったからだ。思えば、医師や看護師が自分にとっての教師代わりだったのかもしれない。──家に病院、体調が良ければ通える学校と過ごす場を転々としてしまう為かどうにも場所や物事への執着が薄いのが短所であるが、入院の経験が多い分恩を感じやすい性分となったか人物への依存はそれなり。しかしながら何か行動を起こす前に人の様子を見てしまうのは、単に列から外れないよう前倣えの姿勢があるだけだろう。学校生活とはそういうものだと心得ている。 　◆◇◆　記憶 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ あさのかい - [　康野真澄、加古河港、水守詩月　] 　◆◇◆　後遺症 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ --- 　

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