タグ： 佐竹班 ⚠️ネタバレ注意

【ネタバレ注意】 必死に頑張っている人を見るのが大好き。好きすぎて目標達成する瞬間をそれとなく邪魔をしてより長く楽しもうとする事もある。 定期的に取り巻きにゲームと称して無茶振りをし必死に頑張る彼らを見てときめいている。冗談で勝者に脚を舐める権利をあげたら思いの外食い付きがよく内心ドン引きするがやらせたらやらせたで一生懸命な姿にときめいてしまいその様子を海に見られてドン引きされる。 普通の父と元スパイの母の間に産まれた。幼い頃母の過去が原因で家族全員命を狙われるはめになったため双子は死んだ事にし信頼のおける便利屋の社長の元に預けられる。16歳になってようやくほとぼりが覚め再会が叶った両親から一緒に海外へ行くかこのまま日本へ残るか選択を迫られ日本へ残る事を選ぶ。 ユーリ達が初めてできた年の近い善良な友人(便利屋の面々は気はいいが仕事柄一般的な感覚からは多少ズレている)。 今まで接してきたタイプの人間とは全く異なるため距離感を掴みあぐねている。ずっと2人の頑張る姿が見たいがもし遺品を奪った時に2人の心が折れたら？遺品を諦めてしまったら？と考えるとなんとも言えない気持ちになり定期的に悩んでいる。 ある朝投函された新聞記事をきっかけにブラックダイヤを巡り今まで経験した事のない怪事件に巻き込まれる事になる。 ユーリの異変にも楓のユーリへの不信感にも気付かず黒幕の掌の上で踊らされてしまった事、2人が一時的におかしくなった際動揺して海を頼るしか出来なかった事など自身の未熟さを痛感しこのままではいけないと考え密かに自堕落な生活を見直し心身共に一から鍛え直す事にした。 また、今回の件を通して自分がユーリ達の事を想像以上に大事に想っていた事にようやく気づき曖昧だった2人への気持ちや遺品を取り戻した際の身の振り方などについて決着がついた。 表面上はなんとか取り繕っていたが実は様子がおかしくなった楓に拒絶されて心の底からショックを受けたり、ユーリの無事が分かった瞬間泣きそうになったりと情緒がジェットコースター状態で非常に疲弊していた。 事件解決直後は悔しいやら嬉しいやらで感情が限界突破して帰ってから海に泣きつき呆れられながら宥められる。 本人は絶対に認めないがなんだかんだと言いながら頼れる優しい兄の事も大好きなのである。 海が口にしたとある言葉を聞きその鈍感さに心底呆れ返る。 楓に惹かれていたのは知っていたがまさか無自覚だとは思ってなかったのだ。これが別の女性ならば冷やかしつつ助言をし好きな相手を手に入れるために右往左往する珍しい海を眺める事が出来たのだが、よりによって相手は大事な友人の楓である。 楓の気持ちが分からない以上無責任に煽って困らせるような事だけは絶対に避けなければいけないが2人の様子を見ていると時折両想いなのではないかと思える場面もあり海の恋心を指摘するべきか否か日々頭を悩ませている。

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