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零課の班長。 警察官になった理由は、父親が警察官というのもあるが、地元で危険な目にあったときに助けてくれた警官がいたため。 故に、警察官の使命とは市民を守るためであると考えており、どんなときも正義感を持って行動する熱い性格。 破竹の勢いで出世したノンキャリア警察官。実はなりたかったのは交番のお巡りさんなのだが、出世できたらできたで今の立場で全力で使命を果たそうと考えている。 熱血すぎて、お巡りさん時代に自転車でバイクで逃走中の実行犯の引ったくりを轢いたことがある。出世できたのはそうした熱意を買われたのかもしれない（？）。現在は自転車通勤。 常に鞄に黄色いアヒルのソフビ人形（アヒルさん1号）を忍ばせているが、これはお巡りさん時代に少し目つきが鋭い人相なのを小さい子どもに怖がられたことがショックで、あやすために持ち歩きはじめたもの。学生時代に「アヒル」にちなんだアダ名で呼ばれていたことから思い付いたらしい。 ちなみに職場のデスクには、少し大きめで机の上に乗っている「アヒルさん2号」と、引き出しにしまっている少し小柄でかわいい色をした「アヒルさん3号」がいる。 なお、仕事に一生懸命すぎることと、己の体力に任せて、私生活（特に食生活）が乱れぎみ。料理は不得意。 主食はインスタントラーメンにキャベツをぶちこんで煮たもの。朝食や昼食も、外食やコンビニ弁当、栄養食で済ませている。鶏料理や卵料理が好物。 相模原涼とは高校時代のクラスメイトで、社会人になってからたまたま再開し、いろいろあって交際していた。仕事に関する価値観が合い、お互いに尊敬できる友人・相棒の様な関係の恋人だった。スマホの写真フォルダには、お互いに料理が苦手な2人で作ったと思わしき、黒コゲの料理写真が収まっている。 どうやら、聖巳は何かの記念日で柄にもなく彼女に渡す花束を用意していたらしいが、彼女はその日に亡くなった。その日の記憶は曖昧であり、花束を予約していたことも後日、花屋から受け取りが無かったことの連絡があって知った。詳しくは聞かなかったので花の種類は分からない。 それ以来、必ず事件を解決する決意を胸に、取り敢えずは赤い薔薇を毎朝1輪胸に差している。

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