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第一人称→私 第二人称→○○さん、貴方 植物研究員。品種や肥料の改良、毒性のない植物の開発などを研究している。 右側の腕や顔の火傷跡が酷く、初対面の人にはよくビビられる。 本人自体は穏やかで心優しい、勉強熱心な女性である。 【バックグラウンド】 元々良家のお嬢さん。小さな頃から植物が大好きで、将来は植物の研究員になると決めていた。 しかし、家同士が決めた婚約者は「女は男の所有物」という乱暴な人で、自分より頭の良い彼女に何かと文句をつけて罵声罵倒を浴びせてきた。 その上相手の方が地位が高かったのと、彼の身内への猫かぶりが上手かったのとがあり、家族も彼女を守り切れないというジレンマを抱えていた。 結納の日が近づくにつれて婚約者の言動は過激になり、せめてもの救いは手を出してこない事だが、結婚すればどうなるか分からない。 「結婚すれば自分はもう好きなことができなくなってしまう。でも出来る限りの自由を与えてくれた家族も守りたい」と悩んでいた時に、ふとあることを思いつく。「相手の性格を逆手にとって、こちらが完全な被害者になればいいのだ」と。 そしてとある冬の日、いつものように嫌味を言ってくる婚約者を、あえて無視して本を読んでいた。 彼女の作戦では「カッとなった彼が私を更に怒鳴るか、殴ってくるはずだ。」と思い、証言者としてこっそりと使用人を２、3人ほど隠れてもらっていたのだ。そのまましばし無言を貫いていると、不意に顔を真っ赤にして怒りをあらわにしている婚約者に、読んでいた本を取り上げられた。ここまでは良かった。 だが、ここで誤算がおこった。 彼はそのまま本で殴ってくるのではなく、その本を暖炉に投げ入れたのだ。 予想外の事に、彼女は咄嗟に手を伸ばして暖炉に右手を突っ込み、本を取ってしまった。 その入れた右腕から彼女の髪や服に火が付き、隠れて見守っていた使用人達が思わず飛び出て、彼女に部屋に飾ってあった花瓶の中の水をかけたが、もう遅かった。本は半分以上が燃え、髪からの引火と暖炉に手を入れたことによって右頬と右腕が燃え爛れてしまった。 いつもなら脅して口止めしていた婚約者も、こればかりは悲鳴を上げてしまい、さらには一人の使用人の呼び出しを受けて部屋に飛び込んできた両者の家族によって今起こったことを隠しきるのは不可能になった。 それをきっかけにあちらの家も「この息子ではだめだ」と見切りをつけるようになり、和解する代わりに多額の賠償金を含んだ婚約破棄と、二度と干渉しない等の好待遇の条件で彼女は自由を得た。 その代償に、彼女の右腕と右側の顔に火傷が残ったが、彼女は「勇気の証」と後悔はしていない。 その後、無事に自分の夢を叶え、家族も穏やかに過ごしている。 現在は自身の火傷と元婚約者のせいで少し男性が苦手になったのもあって、結婚は他のきょうだい達に託して自分は半ばあきらめている。 虚洞ケイ(PL:ピノさん)とは連絡先を交換しており、お互いに通じるモノがあるようで、仲は良い方のようだ。 【愛飢えおどる】 エンドA-1｢愛、埋めるヒト｣ 報酬 生還 1d10 クトゥルフ神話技能 +5% AF:「ヴェールの石」 「HO神話生物」が身につけることによって「HO探索者」以外が視認できなくなるアーティ ファクト。外すと当然周りの人間にSANCが入ってしまう。 ※神話生物の扱いはKPPLに委ねます。基本タイマンのみ参加可能かと思います。 猿さん卓3ポイント。 タング・ボ・サウ(PL：暗黒コノハさん)さんとはその後、張本さん(+ミッポン？)の協力？も借りつつ平和に暮らしている。

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