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カノヨ、追鯨ネタバレアリ 5/2 小学校中学年くらいから周囲に馴染めず浮き始め、中学入学前には完全に引き籠もってネットやゲーム漬けの日々。ゲームのチートコードとかを使う内にほぼ独学でコマンドやプログラムを覚え、通信の情報系の高校に入学。でも結局出席日数が足らずに中退。それから自作ゲームで稼いだりしてる内に別のゲーム内で知り合った知人に誘われ、ヴィノムスに「普通のシステム管理者兼プログラマー」として招待された。 そこから仕事をする内にヴィノムスの本質を知って行ったが、辞める選択肢もないし金はきちんと貰えるからと気にすることなく与えられた仕事をしていた。一度ヴィノムスのシステムに何らかの組織からサイバー攻撃を受けたことがあるが、紫檀の作成したソフトがそれを検知+撃退。それでヴィノムス内の一定の地位の人間達に存在が認知されるようになる。それのお陰でそこそこの地位を得た。しかし本人は地位を得たいと思ってやっていたワケではないので地位そっちのけで今まで通り来る仕事をこなすだけの生活をしていた。 しかしそれを良しとしなかった「紫檀に地位を追われた人間」に、紫檀は数日ほど監禁され恥辱を受けた。紫檀がほぼ日課のように行っていたサーバーの管理報告が数日ほど上がって来ない事を不審に思った上層部が紫檀を捜索し、紫檀の監禁場所を特定、紫檀を監禁した人物を消去した。それ以降紫檀は特定の緊急時以外ヴィノムスのオフィスに出なくても良いと言う事にされた。 そうこうしていた時に発足したのがカノヨ(AIの漁火)計画。本来は表組織としてのヴィノムスが医療システム系の会社と提携した「人類のパーフェクトヒューマン化」及び「精神疾患の治療」等を目的としたバーチャル空間の筈だった。 基礎となるプログラムの作成は紫檀が単独で行っていたが、それから先は別部署に回されたのでそれ以降関与していなかった。しかしある日サーバー内のデータを暇潰し程度に整理していたところ、自分の作った作品(プログラム)を許可なく改ざんして人間を電子パッケージ化、ｶﾓｽ様のエネルギーにすると言う内容を目にする。勿論そんな内容を看過することは出来ず、カノヨ街の情報を故意に一部だけ世間に流出させた。 そしてヴィノムスにシステム管理の権限を渡され、サーバーへのアクセスコードを入手し新たなセキュリティを掛け直した。しかし分かりにくい場所にわざと一部だけ侵入口を残し、自宅の要塞からカノヨへと飛んだ。 このままの記憶でカノヨへ侵入すれば感情を読み取るシステムに計画を検知されてしまう為、カノヨに入ってすぐにサーバー側から自らの記憶の改ざんとアバターの変更を行い、カノヨ街に馴染む姿へと変化した。 そして「流れてきた余所者の妖怪」として、カノヨ街で生活することとなる。 AF「桜の花びらの破片」 誰かの神話的事象の残骸、所有している間はPOW+1

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