タグ： かどくぼろうぜん 無記名の観客席

【天才とは努力する凡才のことである。 　　　　　　──アインシュタイン／1879～1955】 「奇抜さを狙うのも、大衆向けを考慮するのもいいが、もっと効率の良い方法がある。...僕は出来るだけ無駄な部分は削ぎたいんだ」 「体感的に効率を理解している者に対抗するには、論理で効率を組み上げるしかない」 「妖精？.....実在を証明されていないし、そもそも目撃証言も無いだろ。空想上とされてる生き物がいる訳...ああ分かった、なら現状シュレディンガーって事にする。いいか？」 「眠った訳じゃない、夢を見ていただけだ。....意識の遮断と意識の交代は、大きな違いだよ」 ▷2015特徴表→実は生きていた(生還ラウンドが2Tから5T) ----------------------------------------------------------------------------- 愛称：カドック、狼禅 性格：周囲との比較をしがちな、自虐気味な負けず嫌い。ただ感情的にムキにはならず、冷静に物事を判断する思考型。その自嘲さを除けば、優しくやや心配性。また冗談を稀にそのまま受け取るタイプの真面目。 概要： なりたいもの／心理学専攻の教師、または脳科学の研究者か端くれ医師 好きなもの／音楽(激しめのもの全般)、肉関係の料理、ネットサーフィン、部活動 嫌いなもの／勉学に怠惰な人、(態度や才能etc)上からの圧力、納豆 主に心理学を学び、それに近いジャンルである脳科学も若干齧っているヴェリタス３年生。本人は夜行型だが真面目が祟り、毎朝ちゃんと起き夜遅く寝るため隈が凄まじい。 自サークル【liberty】へは、テーマである『全力』に興味を持ち入った。最初は特に空瀬への苦手意識が強かったが、今は相当に軟化している(ただその思想は未だに苦手)。佐慈真はいい奴だがやたら構ってくるのはやめろと思い、卯月は目を離したら何かしそうで危ないとか思ってる。 と言いながら、部室に4人用のコップを密かに揃えていた事がある。多分秒でバレた。 基本誰かがやることを一歩引いて見ているが、一度何かのきっかけや自発的な行為があれば、負けず嫌いの気性が現れ誰よりも全力で物事に取り組む。 やれやれ系ツンデレっぽいのかもしれない。そうしたい。 --------以下、秘匿内容に触れる-------- 　 ※職業技能を医師と心理学者で割っています ■気負い過ぎの青年■ 記録はあり、思い出の無い状態で学園生活をスタートした門窪は、先ず他者から提供される己の全てを疑い、可能な限り調べた。 どうやら親はいるようで、自身の出生自体も存在はするらしい。ただ、“在るのに無い”異様な気持ち悪さに納得はいかず、また意味合いは違うが記憶喪失である事は周りに伏せた。理由は言いふらすような内容ではないこと、好奇心で聞かれるのが面倒なこと、最後に『もし同じような人間がいた場合、それこそ知らない何かを疑わなければならなくなる』からだ。 起点は学園からだということは、門窪は分かっている。つまり、若者を対象にした学園か国の何かしらの実験なのかもしれない。大袈裟だが、須く人の心理を掌握せんとする本人は、大真面目でこんな仮説を立てていた。 記憶などについてはそう自分でケリをつけ、いざ学業に励もうとした時。 ──彼は悪魔に苛まれる事となる。 そも、夢とは自身の記憶をあたかも現実であるように脳裏に映す現象であり、更には眠りが浅いとされるレム状態の際に頻発する。 既に周囲の人心掌握、また己の心情や脳の状態を知るために心理学を嗜んでいた門窪は、自分が見るその抽象的な出来事を夢だと一蹴できなかった。 何故か。夢は『自分の記憶から組み立てられる』ものであり、深層心理学...と言ったジャンルでは、そういった 無意識の現れを分析する夢分析がある。だからこそ、内容に意味があるのでは？この記憶は、今知らない以前の自分のものなのでは？と彼は考えたのだ。 正体不明の何か。襲い来る暗闇。終焉を告げる世界。息絶える友人。.....繰り返し繰り返し何度も何度も、見たくないと飽きる程までに再生される夢は、門窪の精神を擦り減らすには十分だった。 彼は今や、意識が突然切れるまで起き、或いは倒れるまで眠ろうとはしない(人前で倒れるような無様は晒さないが)。 そういう、漠然とした恐怖と寒気を常に背筋に感じながら、空瀬の言い出した『思い出作り』の日を迎える事となる。 HO4.卯月について→電波や不思議ちゃんではないことは分かるが、兎に角言動が危なっかしいため面倒は見ている。彼女を見ている際にザワつく気持ちも、すわ恋か？と疑ったが全く性的な関心は出なかった為、気になりつつ心理学方面の興味も含めて友人として仲良くしている。 「思い出したその“僕”は、今の僕と同じなのか....そんな事を言い出したら終わりがないな。......そもそもこの目で確かめるまでは、何もかもに確証なんて無い、か」

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