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剣道部の主将を務める高校生。寡黙なイケメンであり、能力の高いオーヴァードであることから校内でも一目置かれている。何を考えているかよくわからないとよく言われる。 去年の全国大会では優賞の立役者とされており、それがさらに評価を高めているが、本人にとってはただ後ろめたいだけの記憶である。というのも、決勝まで殆ど一人で対戦相手を負かしたのは、幼馴染みであり同じ剣道部所属の錆兎だったからだ。しかし決勝の最終二戦において、錆兎は相手選手の鋭い突きをもろに受け、腕を負傷して退場（相手は実はオーヴァードであり、秘かに力を使っていた）。ショックを受けながらも代わりに出場した義勇は圧倒的な力で勝利するも、錆兎は二度と剣を振るえない身体になり、義勇は大会終了後にオーヴァードに覚醒した。決勝で見せた力は賢者の石が勝手に使ったものであり、自分は称賛に値する人間ではない、錆兎にも合わせる顔がないと考えている。 ちなみに賢者の石はなんかこう、河原でボーッとしてた時に偶然拾った（適当）。 全体的に自己評価が低い。オーヴァードになる前と後で周囲の評価が大きく変わったため、その前から変わらず接してくれた千早や剣道部の一部の友人たちのことはマジでめちゃくちゃ良い奴だと思っている（小並感）。ただし表情に出ない上に口下手なので、基本的に伝わらない。

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