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これまでの人生の中、人とかかわる機会が同年代のそれよりはるかに少なく、年齢の割に精神がやや幼い。 趣味は絵を描くこと。好きな色は白。好きな動物は犬。 日本の観光地で好きなのは神社やお城巡りなど。　動物の○○カフェは住んでいる街中のものはコンプリートした。 月日が経過しているとはいえ、いまだに両親の死に直面した時や動かなくなった愛犬の横たわる姿は 今でも夢に出てくるし、日常生活でそれらを思い出すような出来事には過敏に反応してしまう。 ↓以下探索者の背景（読まなくても問題ないです） ４歳の頃に歩道に乗り出してきたトラックによって目の前で両親を失う。 孤児院に預けられていたが、誰にも心を開こうとしなかった。当時不妊症に悩んでいた親戚のグリーンライト夫妻がそのことを知り、アイリスは５歳の頃に養子として引き取られる。 引き取られてしばらく経っても、夫婦の言葉はまるで耳に入ってこなかったが、唯一ペットのブロン（グレートピレニーズという犬種）には徐々に 心を開いていった。ブロンにすっかり懐いたころには、グリーンライト夫妻とも少しづつコミュニケーションが取れるようになっていった。 アイリスが8歳になるころ、ブロンが死んだ。 深い悲しみに囚われたアイリスは再び心を閉ざしてしまうようになるが、夫妻の不断の励ましと１冊の絵本が立ち直るきっかけになった。 絵本のタイトルは『○○〇〇(大人になった今思い出せない)』 難病患者の子供がセラピー犬とともに闘病生活を乗り越え、無事退院する。しかし、今度は犬が病気になってしまい死んでしまうのだった。 このころには、死を身近で実感していたはずだが、両親の頃から理解したくなかったからなのか、何度も何度も絵本を読み返し、 紙とペンを使っては何度も何度も死んでしまった犬の絵ばかり描いていた。いつか絵が動いて、犬が生き返るかもしれないと思ったのかもしれない。 「動物のお医者さんがいる」 養母によって教えられた仕事がアイリスの目指す道となり、今を生きる原動力になっている。 勉学に励んだアイリスは獣医となるべく大学へ進学することになるが、養親のお世話になり続けることに負い目を感じ始めていた。 知識を身に着ける度に、これまでの自分のふるまいについて後悔することが増えていた。自分は二人の負担になっていたのではないかと。 これを転機に外の世界へ飛び出そう。自分の意志で、自分がなりたいものになるために。 そう決心してからの行動力は彼女らしからぬものだったかもしれない。 その留学先に日本を選んだのは、偶然なのだ。自分の好きな絵を描く画家が長期間日本に滞在しているのもそれまた偶然なのだ。 世界的に有名な風景画家であり、日本で通院生活を続けているトーマス・G・グリーンライト(Thomas・G・Greenlight)が自分の甥だと知ったのは 日本へ出立する二日前のことだった。 英語技能の初期値はハウスルール（日本人探索者作成時の英語技能）でEDU*2 〔セッション歴〕 クトゥルフ神話ＴＲＰＧ「前を向いて歩こう」2020/12/26　 一人の探索者(山田・シモン・太郎)の自己犠牲により生還するも、日本に来て研修医として行った 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こと1~２年分の記憶を失い、日本での人間関係の多くが白紙化した。何も覚えていないため 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クトゥルフ神話技能や成長ロールはないが、確かに何か心に負担をかけたのかSAN値は減少(65→53) 『接触した人ならざる者』 グール(会った記憶は消えている) 以下シナリオ「前を向いて歩こう」で消えた記憶とそれに紐づきかつて起こした行動 〇一段階目 たゆまぬ努力が実を結び、自分は晴れて研修医になった。 だが、やはり人生に影を落とすのはいつも死の色だ。 初めての研修時、救急で運ばれてきた大型犬の手術に立ち会い、その際にわずかな手術ミスがあり、 その犬は間もなく命を落とした。 「自分たちが悪かったわけじゃない。もうあまり長くなかっただけなんだ」 そう思いたかった一心で、再び他の現場に立ち会い続けた。 そんなことを二度、三度。繰り返すたびに、慣れるものだと思っていた痛みは日増しに自分の心を蝕み、 気が付けばあなたは、消えかけた命を前にすることに激しい恐怖を覚えるようになった。 〇二段階目 とある仕事の後、同僚に声を掛けられた。 「今、譲渡先の決まらない保護犬がいるんだけど、少しの間預かってみない？」 すり減っていた精神に、多少の薬になるだろうかと思い、少し考えた後に引き取ることにした。 その子犬はすくすくと育ち、気が付けば半年を一緒に過ごしていた。 どこか昔飼っていたブロンの面影を感じていたからか、妙に愛着がわいていた。 そんなある休日。 あなたはいつものとおりその子犬と散歩に出かけた。 本当にのどかで、とても心地の良い風の吹く秋の一日に、あなたはほんの一瞬今は亡きブロンに思いを馳せ空を見上げた。 そして、次の瞬間、大きな音と共に自分の左手が強い力で前方に引かれた。 あたりに充満する鉄錆びの匂い。 にわかに聞こえだす悲鳴。 視界の端に移る大型貨物自動車の影。 目の前には、無惨に散らかった死の色があった。 その瞬間はっきりと、自分の心が折れた音が聞こえた。

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