タグ： はなふさちか まち教会

ベース：●精神科医　（2015） 職業技能：医学、心理学、精神分析、説得、薬学、目星、図書館 F09199 ■ソープスクール　HO3 「HO③先生は優しく話してくれる」 ・あなたは保健室の先生です。 「花房慈です～。ちかせんせい、って呼んでくださいねぇ」 「カモミールティーはいかがですかぁ？リラックス効果があって落ち着くんですよ～」 「フィナンシェもどうぞ～。ふふっ、美味しいですか？手づくりのお菓子を褒められると、何だか照れますねぇ」 いつも穏やか、周りにお花がとんでるようなふわふわ保険医。 間延びした口調で話し、怪我の手当てだけでなく、生徒の悩み事も親身に聞くタイプ。 静穏効果のあるカモミールティーを常備しており、長く話をするときは 「内緒ですよぉ」と言って手づくりのフィナンシェも出してくれる。 甘いお菓子とあたたかい紅茶は、心に安らぎを与えてくれるのだと言って笑う。 生徒にも先生にも平等に、同じだけ、優しく接する人。 以下　秘匿バレ ---------------------------------- 一度でいい、たった一度でいいから愛されてみたかった。 誰かを心から愛してみたかった。 ただそれだけの事が、どうして赦されないのだろう。 どうして自分の周りには誰もいないのだろう。 どうしてこの手を握ってくれる人がいないのだろう。 何度も何度も、何度も、そう願ったところで、意味なんてなかった。 両親が喧嘩をする怒鳴り声、鬱陶しいとでも言うように吐かれる溜息。 睨まれたときの冷たい視線、濡れた枕が頬にくっつく感触の虚しさ。 父親の葬式で投げかけられる言葉も 僕を横目に、声を潜めて交わされる噂や同情の濁流。 人の不幸は蜜の味とは、この事なんだろうと思った。 母親とは何一つ連絡も取れない。生きているのか死んでいるのかもわからない。 親戚の家をたらい回しにされる度に、自分がいかに不必要で面倒で煩わしい存在なのかという事を痛い程思い知った。 転々とするうちに、友人らしい友人もできなくなった。 だって、作ったところで、また別れる羽目になるのだから。 やがて僕は諦めつつあった。 愛情。そんなもの、一生わかりっこない。 この手は誰の手も握れない、誰も握ってくれない。 そう思っていた。 思っていたのに、それは突然僕の目の前に現れた。 世界から置き去りにされた、君だった。 保険医と生徒。大人と子ども。わかっている。 だから、本当は"特別扱い"する気なんて、無かったのに。 君は僕の目を見て、もしかしたら自分と同じなのかなって、と笑った。 君は僕の手を握ってくれた。 僕を見つけてくれたのは君だけだった。 君の事は、たくさん知っている。 君は、自分はいてもいなくても関係ないと、家族も自分に興味がないように思うと。 そう言って悩んでいた。 僕が、君の居場所になろう。 僕だけはいつだって君の味方でいよう。 君が帰る場所に、なりたい。 ただ、手を握って、寝転がって、話すだけ。 それだけでよかった。それだけで満たされた。 生まれて初めて、寂しくない、って思ったんだ。 傷の舐め合いだと言われるかもしれないけれど、そんなことはどうだってよかった。 ここは君と僕だけの世界。 君と僕がいればいい。 僕に似合うと言ってくれたこのリボンも、このうさぎのアップリケも。 そして君と過ごす時間も。 僕の大切な宝物。……宝物、だったのに。 「――どうして」 ---------------------------------- 身につけているリボンとうさぎのアップリケは生徒に貰ったもの。 特別扱いする気はなかったが、幼少期より抱えてきた孤独を言い当てられたことがきっかけで 少しずつその子に愛情を抱くようになっていく。 とはいえ行っていた行為はプラトニックなもので、手を握り合って添い寝をするくらい。 自殺した生徒が苦手としていた人物には正直あまり良い印象は持っていません。 ---------------------------------- 不定：一時的偏執症 　　　2か月…2021/3/23まで 不定：幻覚(シスター杏) 　6か月…2022/10/16まで 不定：健忘症 　　　　　　4か月…2022/6/14まで ---------------------------------- またの名を、「　微かなる捕食者　」 ・外なる神々の従者の召喚/従属 ・イゴーロナクとの接触 ・アイホートとの接触・アイホートの追放

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