タグ： こんぶのPC 月の裏側

イメ画：https://twitter.com/E_Erisie/status/1343154882572812290 イメソン： 「Unveiled（un:c/ナナホシ管弦楽団）」　https://youtu.be/nNqb1J3QBqc 「ハートに火をつけて（ナナホシ管弦楽団）」　https://www.youtube.com/watch?v=kL6vS5PYVaA 「HALF（女王蜂）」　https://youtu.be/tU6ToAYvz1g 戦闘曲：「Scarlet Pinheel（ぺのれり）」　https://www.youtube.com/watch?v=TtjjVEMEgro 「小花衣ヒサキ。俳優。……ああ、アンタ俺のファンなの。ごめんね、プライベートでのファンサ、あんまするなって事務所に言われてるんだ。……握手とサインで、勘弁してもらえないかな」 「煙草？　あー……ごめんごめん。もう癖でさ。次から気を付けるよ。未成年だから駄目って……堅いなあ、そんなこと気にしないでよ。傷むのは、俺の肺なんだしさ」 「……兄貴の話はしたくないんだ。思い出したくもない」 「っはは、アンタ、面白いな。こんなに笑ったの久々かも。アンタ馬鹿だけど、いい奴じゃん」 「なんで誰も、俺が一番だって認めてくれないんだよ……ッ！　こんなに頑張って、こんなに結果を出して、それでなお足りないというのなら―――― 　俺は一体、どうしたら認めてもらえるんだよ……ッ！！」 ●小花衣ヒサキ（こはない・ひさき）● ・本名：小花衣火咲（こはない・ひさき） ・一人称「俺」「俺ら」/二人称「アンタ」「アンタら」/三人称「アイツ」「アイツら」 ・まだ19歳と若いながらに各所で主演を務めている人気俳優。才能は底知れずと言われており、特に声音を自由自在に操ることによってどんな役柄にも合わせてくるそれは、俳優業だけでない可能性の広さを感じさせる。新進気鋭の芸能人。 ・その実は承認欲求の塊。認められたい、欲されたい、一番だと言って欲しい。その感情を拗らせ、持て余した挙句に、芸能界に見出されたのは幸か不幸か。少なくとも彼自身は俳優を「天職」と思っている。ただし才能だけでのしあがったわけではなく、その根底には並々ならぬ努力がある。認められるためならばどんな努力も厭わないのは、彼の少ない美点。 ・普段はあまりやる気が無いダウナーな青年。流され主義。貞操観念も比較的適当で、こちらからは求めず、求められるがままに応える。「欲しがられる男」。来る者拒まず去る者追わず、ゆえに関係を持った女性は数知れず。 　求められることが好きなだけで、抱く相手に事欠かない彼は恋愛自体にあまり興味が無い。 ・ただ根っこは善性であり、困っている人間を前にすると数秒考えて通り過ぎようとして結局助けてしまう程度には善人。「見過ごして後味悪い思いするのが馬鹿らしいだけだよ」とは本人の談。 ・ファンサは好き。自分を求め、認めてくれる人にはプライベートでも快く応える。ただし時折度を超すことがあるため、事務所からは「プライベートでは握手とサイン以外禁止」ときつく言いつけられている。 ・ヘビースモーカー。銘柄はブラックスパイダーのジンジャーエールがお気に入り。吸い口が甘く、煙草自体が黒いのが特徴。ゆえに、本人の嗜好も甘党寄り。まだ未成年なのにしれっと吸っているのは、芸能人としてのコネクションを生かし自分で輸入しているため。 ・好きなものは「煙草」、「俺を認めてくれる人」 ・嫌いなものは「兄貴」、「俺を否定する人」 ・関係を持った女性のことはあまりよく覚えていない……が、元カノ（彼の最初のマネージャー）からもらったジッポと、言葉だけは覚えている。 　「良い面には良い振る舞いが様になるのよ。いいから覚えときなさい、こういうのは演技で必要になった時に覚えても、身に付かないものなんだから」 　顔もろくに思い出せないくせに、変なものは律儀に持ってきている。そういう男。 ・実験を受けたことでオーヴァードとして覚醒。エグザイル/ハヌマーンのクロスブリード。……のはずなのだが、何故かサラマンダーのエフェクトも一つだけ使うことができる。 　そこだけぽっかりと穴の空いた数日間、記憶しているのは自身が「アーチボルト博士」という男に「何か」をされたこと、そして、「失敗作」の烙印を押され処分されかけたこと。 　彼はアーチボルト博士を憎悪している。それはろくでもない実験を施され、望まぬ力を手に入れてしまったから――――ではない。そんなことは彼にとっては些細だ。 　「アイツは俺を否定した。だからそれを、それをこそ俺は否定する。絶対に撤回させてみせる」 　――――しかし彼のその決意は、無慈悲にもアーチボルト博士の死という形で以て踏み躙られる。なんたる屈辱、なんたる恥辱、何よりも悔しいのは、この身にこびりついた「アーチボルト博士の失敗作」という烙印を、もう二度と引きはがすことはできないということ。 　死人に口無し。どれだけ小花衣ヒサキが怒り狂おうと、その死体を貶めようと、着せられた汚名を雪ぐ機会はもう二度と訪れない。 　……そんな折だった。出くわしたのは「ギブノーザ」と呼ばれる何某かの取引現場。そこから、彼の運命は変わり始める。 ・髪の色は灰色、瞳の色は血のような赤色。これは実験の後遺症のようなもの。流石に赤目は目立つということで濃い色のサングラスをかけている。 　エグザイルの力を使えば色を変えることなど容易。しかしそれをしないのは、「経緯がなんであれ、俺は俺の形を歪めたくない」「俺はそのままの形で『俺』だと証明したい」という感情があるため。 　ゆえに、いくら兄とそっくりだと言われていても、今まで髪色などを変えようとしたことはなかった。 ・ただし、配役として黒髪や黒目である必要が生じた場合は一時的に変更する。これは「髪を染める」「カラーコンタクトを入れる」「化粧をする」のと同様で、あくまでも一定期間の間纏う仮面に過ぎないからだ。 ★兄：小花衣火葦（こはない・ひあし）と火咲の過去 ・火咲の七つ上の実兄。いわゆる社会的成功者であり、幼い頃から文武両道で器量も良く、大きな両親の期待の中でもすくすくと育った。 ・両親はそんな火葦と火咲を比べ、常に火咲に「兄のようになりなさい」と言い聞かせた。それゆえ、火咲は火葦のことを嫌っている。己より先に産まれたというだけで、常に自分の行く先にいる兄。何をしても己は兄の二番煎じにしかならず、そんな彼を嫌い、火咲は中学卒業と共に家を飛び出した。 ・さる零細芸能事務所にスカウトされ、そこで役者としての養成を受け見事に返り咲き、大手事務所への転属をして現在に至る。 火先（ひさき）： 1.燃えている火の先端。ほさき。 2.火の燃えひろがる先の方。

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