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【基本】 秋月 柊太(あきずき しゅうた)、17歳。 【PCの過去】 それは雲が静かに流れる晴れた日だった。 気だるげにいつもと変わらない学校生活を送っていた。部活が終わり家へと帰った。 家に近づくにつれ、妙な胸騒ぎする。いつもであれば、室内の光が薄っすらと見え、人の気配を感じることができる。 しかし、今日だけは違った。街灯の明かりだけが際立ち人の気配を全くと言っていいほどに感じなかった。玄関は鍵を使わずとも開いた。途端、今までに嗅いだことのない匂いが鼻を刺す。明らかにいつもとは様子が違うが、いつもの日常が広がっていることを願いながら家の中へと入っていった。 玄関を上がり、恐る恐るリビングまで歩みを進める。リビングへと続く戸を開くと、そこにはもう日常はなかった。そこに広がっていたのは、真っ赤な惨状だった。リビングの窓が割られリビングの真ん中に異形のモノ、その傍らに腹を引き裂かれた両親が倒れ伏し、リビングの隅でおびえる妹がいた。 異形のモノとの間に入り、妹を庇おうと動こうと思ったが身体に力が入らなかった。そして、異形のモノが妹の方を向き、右腕を掲げた。瞬間、妹の頭が木っ端微塵となり、リビングの壁が血で染まった。 何もできなかったという無力感と日常を奪われたという怒りが体を心を震わせた。「体が熱い……熱い………あつ……い…。」体がみしみしと音を立て、徐々に目の前の異形のモノと同じような姿になっていく。「ころす……ころす………こ……ろす………。」自分で自分を抑えきれないようになるのが分かった。このまま、力に身も心も任せてしまおうと思ったとき、異形のモノがこちらを向き右手を掲げた。「(こんなところで、終わるのか…僕の人生はここで終わりなのか…)」と死を覚悟したとき、リビング全体が凍り付いた。目の前の異形のモノは全身氷漬けになり、僕は腰から下が氷漬けになった。リビングの窓から人が入ってくる。その人は、躊躇なく異形のモノを粉々にした。状況が理解できなかったが、その人は言った。「一緒に来るかい？君の日常を奪ったモノたちへの復讐のために。」僕はその人の手を取った。彼は物部 語と言い、彼からは様々なことを教わった。"UGN"は敵であり、僕の家族を殺した異形のモノを生み出したのもその組織だということを。それからは、僕の日常を奪ったモノたちへの復讐のために自らの力を振るった。彼に利用されているとも知らずに…。物部さんの追っ手を殺したりUGNの支部を半壊に追い込んだりとやれることは全てやった。だが、家族も日常も返ってはこない。知っていた。知っていたが僕にはもうこれしかなかった…。 追っ手との戦闘中、物部さんと分断され僕はUGNに拘束された。UGNの施設では(PC3)からこれまでのすべてが説明された。物部 語はUGNを裏切ったこと、(PC)は物部の計画に利用されていたこと、(PC)の家族を殺した異形のモノは物部に利用された人のなれの果てであること、そして(PC)が言う復讐の陰では誰かの幸せな日常が失われていたこと。 僕は物部さんに騙されていた…いや、騙されていたわけではない。考えることをやめていたのだ。これ以上何も失わなくても済むように…。本当に力を向けるべき相手はUGNではなく、悲劇を生み出しその悲劇を繰り返そうとしている物部であると気づかされた。事情と経緯を知っているUGNは(PC3)を監視につけるということで、UGNに所属することにした。 現在、高校に通いながら任務を行っている。任務中、物部と離反した後、敵として対峙する機会があった。というより物部を追っていたから当然であろう。物部は単独ではなく、その横には一人のオーヴァードがいた。名はアウェイクンと呼称されていた。彼もまた、被害者であり加害者なのであろう。そして、一度では彼らを止めることは出来ず、何度のその行いを止めようとしているがなかなかに強く苦戦している。 彼を救いたい。でも、僕のように何か理由があるのだろう…。アウェイクン、彼は何のために戦っているのだろうか………。 【コンボ描写】 ○コンボ1 ○コンボ2 【その他】 〇CNについて →Blood moon(ブラッド=ムーン)：血染めの月 ○エフェクト等 /エフェクト ・完全獣化 (基本1,p122) ・渇きの主 (基本1,p116) ・CR:ブラム=ストーカー (基本1,p169) ・獣の魂 (基本1,p125) ・復讐の刃 (基本2,p114) ・赤河の支配者 (基本1,p117) ・クイックダッシュ (基本1,p170) /Dロイス ・野獣本能-ビーストハート- (上級,p52)

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