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本名は｢松波 涼音｣(まつなみ すずね) 15歳の時からアイドルとして活動してきた。 最初は妹の綿飴甜衣(当時は松波 空)(まつなみ そら)との姉妹ユニット｢O2｣として4年間活動。 その時の名前は｢松波 海｣(まつなみ うみ)テレビ出演や武道館ライブ、CD売上1位など正に日本のアイドルの頂点に立つに相応しいようなアイドルで、世間からも｢O2がトップアイドルだ｣と言われてきた。 しかし、4年目を迎えた頃、海はドン底に突き落とされた。 妹である空に陥れられ、地上には居られなくなってしまった。 というのも、急に空だけが出演した番組で｢姉である海に4年間暴行を受けていた。結果が残せないと殴られ、毎日が辛い｣と嘘八百をばらまかれた。 勿論、海はそんな事一切したことがないし、空の事を可愛がってきたつもりだった。 信じていた妹がいまテレビで私を業界から消そうとしている、それに気づいた時にはもう遅かった。 その話はネットでたちまち広がり、海のファンはどんどん減っていった。 しかも当時妹はDV彼氏と付き合っていた為、本当に体に傷痕があり、海の言い分も聞いて貰えなかった。 更には｢松波海は事務所の他のアイドルも虐めていた｣｢何人かのファンと繋がっている｣｢レコーディング会社の社長と寝た事がある｣など、1度もした覚えのない噂まで広がった。 そして、妹は｢こんな事があって怖くなったけど、でもアイドルは続けたいです。ここが好きだから｣と姉と別れて1人でアイドルを続ける宣言をした。 毎日罵詈雑言を投げつけられる日々。 事務所にも非通知からのクレーム、海宛の嫌がらせのような贈り物。 耐えられるわけがなかった。事務所も妹の味方だった為、海は虚しく解雇。 海のアイドル人生は虚しく終わり…… とは、いかなかった。 涼音は諦められなかった。小さい頃から憧れていたアイドルになるという夢を。 何としてでもアイドルを続けたいと思った。妹を見返したいと思った。 そこで涼音は整形を決意。松波海だった頃の自分を捨てることにした。顔を変え、化粧を変え、髪を染め、服の系統も変えた。 そうして今の｢すうぃーとたいむ｣の1期生｢魔訶ろん｣としてオーディション合格。センターを務めている。 と言っても地下アイドル。地上アイドルの妹と違って人目に付きにくいし、テレビ出演だって無い。武道館ライブだって頻繁には行われない。というか1度もしたことない。 でも、ろんはそれで良かった。いつか、この小さな箱から飛び出せるくらいこのグループを大きくしてみせる。そうして、地上に出た時言ってやる。｢見ろ、綿飴甜衣。これが本当のアイドルだ｣ と。 ……言えるかなぁ、本当に。 アイドルが好きな限り、ろんを好きでいてくれる人がいる限り好きなものを諦めたりしない。 未だにネットで叩かれ、炎上するし、魔訶ろんとしても汚い言葉は浴びせられる。 でも、それに屈しない。嘘。本当は辛いけど。逃げ出したいし、死にたいって思ったこともあるけど。腕だって切るし、ODだってするけど！1人じゃ苦しいからアイドルなのに彼氏だっているけど！！ でも、でもでもでも！ それが魔訶ろん…松波涼音のアイドル人生だ！！ 持ち曲は｢まかろん♡てぃーぱーてぃー｣ 4:『実は生きていた』……死からの生還のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく５ラウンド以内に伸びる 5:『鋭い洞察力』……目星+30 ｢すうぃーとたいむのりーだー！夢色の魔訶ろんだよぉ！｣ ｢えーん！ファンのみんなぁ…！ろんと一緒にちんでね？｣ ｢ねぇ、ますみん。本当にすずのこと好き？いっつもその女の人のことばっかりじゃん。なんで？すずだけ見てよぉ………すずがいればいいじゃん………｣ */ お相手 ➷ 忽那真澄くん(つーちゃん) */ イメージソング ➷ ｢メンヘラじゃないもん！｣ ｢メンヘラロック｣ */ 通過シナリオ ➷ 「幕開けまで、あと」 「微睡む君に花は降る」

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