タグ： 佐竹班 ⚠️ネタバレ注意

--------------以下ネタバレ注意-------------- アメリカ人の父と、日本人の母をもつハーフ。幼い頃はアメリカに住んでいたが、元々身体の弱かった母の為、日本へと移り住むことになった。小学校入学時に日本に住み始めたため、普段は日本語。父親と話す時にたまに英語が出るくらいで9割は日本語でコミュニケーションをとっている。病気で母が亡くなり、精神的に病んでいた時期があったが、高校からの仲の良い友人である、新たちのおかげで何とか立ち直れた。友人たちは信頼できる大切な仲間と思っている。 ドラムは中学から始めており、全て独学で覚えた。元々は不器用であるため、寝る間を惜しんで必死に練習を重ねた結果、今や知らない人はいない程の有名バンドグループに所属するドラマー。ルックスもそこそこよく、普段は頼りなさそうな印象なのに、ドラムを叩くと雰囲気が変わることから、そのギャップにより、ファンは多い。 母から貰ったお守りが宝物で、常に持ち歩いている。 現在は父親と一緒に暮らしている。 ある日、親友の1人であるアレクと新とイギリス旅行に行くことを計画する。 学生時代から、いつか旅行に行こうと話していたため、仕事をまとめてこなしておき、万全な準備をして旅行日を迎える。 待ち合わせ場所であるアレクの家を訪ねると、彼はいつも通りの柔らかな表情で出迎えてくれた。 しかし、彼は仕事の関係で旅行には行くことができないのだという。 その代わりとでもいう様に、アレクは親戚の子どもだというロザリーをイギリス旅行へ連れていって欲しいと言ってくる。最初は見知らぬ大人に囲まれて不安だろうと、旅行じたいを止めることを提案したが、ロザリー自身が行きたいと強い意志でこちらに懇願してきたため、急遽3人でイギリスへと赴くこととなった。 その旅行をきっかけに非日常的な経験をし、決して起きてはいけない事件に巻き込まれることとなる。一度は死を覚悟するも、何とか3人で再びこの地で笑いあえることができた。 しかし…、新たな絆であるロザリーと会えたことを嬉しいことと表すならば、もちろん、悲しい出来事もあった。 時折、ロザリーが眺めている写真を見ると、心が苦しくなる。 大切な親友を…無くした。 心のピースを一つ無くし、きっとこれからも見つけることはできない。 けれど、きっと彼は守りたいものを守り、最後の最後まで必死に生き抜いた。 それを知れただけで、自分も前向きになれる気がした。 そのあと、ロザリーは新の元で預かることとなり、定期的に連絡を取り合っている。 その出来事以来、不思議なことが起きている。今まで感じることのなかった違和感や、察し、はたまた気配を感じるなどと、第六感が目覚め始めてきた。怖がられるため、誰にも言えず隠している。 が、本人の気のせいであったことが発覚。 というか気持ち悪い怪物に憑かれていた？ もう忘れようと記憶から抹消する。

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