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◆ 奇跡とまで言われた歌声をもつ歌手。 16歳で電撃デビューし以降注目され続けるが、市場のニーズしか見ておらず見栄えの良い宣伝文句で塗り固められた歌手としての自分がなんなのか分からなくなり若者特有の自殺願望に駆られている。 仕事以外ではほぼ外出することはなく、家で本を読み、極力外の情報に触れないよう過ごしている。(ちなみにこれは「俗世間に興味のない天使」のように扱われており本人はそれにもうんざりしている) ーーーーーーーーーーーーー 16歳の時、その容姿から街中でスカウトされる。 特に将来も決めておらずついていったところアイドルのオーディションを受けさせられ、 トークやパフォーマンスは素人であったもののその美声から歌手としてデビューが決まる。 本人は内気な性格で友達も少なく、趣味は読書で一人静かなところにいることが好きだった。 その容姿と声から「天使」「奇跡」「聖人」という文句が飛び交いファンにはもちろん、 良く知らない人間でもその単語が浮かぶほどヒットした。しかし、名が売れれば売れるほど、 どこにいてもなにをしていても「世間のイメージする『鳴宮夜海』」でいなければいけなくなり、 自分のはずである『鳴宮夜海』は「人々が考える鳴宮夜海」に成り代わっていた。 自分と切り離された『鳴宮夜海』が何なのか、そして自分は本当に存在しているのかという恐怖に 駆られるようになり、丸ごと死ねば楽になれるという考えから自殺を図るようになる。 両親は、夜海が初めて自殺を図った時にお前がちゃんと見ていなかったから、と口論になり、 幾度めかの自殺未遂で父親は家を出て行き母親は精神的な理由で長期入院している。 父の行方は知れず、母親は「もうあの子の顔を見たくない」と述べている。 外側の印象から人格をつくられたことが一種トラウマのようになっているため見た目で判断されることを好まない。 また人の目が多い場所が苦手で、見られること自体に恐怖のようなものを感じる。 人と目を合わせて話すことも得意ではない。(これは元から) 本音を隠すこと・他人の言動や行動から性格を推察することは条件反射的にしてしまう。 心理学・精神分析はすべて独学。本を読んで身に付けたもの。 歌を歌う趣味はもともとなく、才能でやっていたため本人に歌手の仕事への執着はない。 それゆえに「自分のもの」という認識も薄かった。 ◆参加シナリオ 「海も枯れるまで」 ーーーーーーーーーーーーー ◆以下参加シナリオのネタバレあり （『海も枯れるまで』HO1より作成） ・後遺症『海も枯れるまで』にて エンド１＞APP-13　顔に大傷ができる。 髪の毛で見えないから大丈夫

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