タグ： ゴリラと愉快な仲間たち

スラムで生まれ育ち、父親は産まれる前に酔っ払った勢いで女性を強姦したところを警官に射殺され、母親は辺りでは美人で名の知れた娼婦だったが梅毒に侵され終いには亡くなった。 母親は生前マリアンを虐待し、勝手に客を取って体を売らせたり、盗みをさせていた。 劣悪な環境だったが、産まれてからそのような生活だったため何とも思わず、母親の言うことを聞いていたマリアンだったが、母親が梅毒に侵され、ついには動けなくなり言葉すら発するのがやっとな姿を見て、今まで激しく自分を打ち、怒鳴っていた母親とは真逆の姿に興奮を覚える。 母親の命が耐えると、死体が腐るまで一緒に生活をしていたが、異臭に気付いた近所の住人に通報され警察に保護された。 孤児として教会に引き取られた後、十分な教育を受けられず読み書きや世間についての知識は疎いが、器用さと従順な態度を気に入られ、兵士として雇われることになった。 母親の件から、以降死体に興奮するようになり、生きている人間を愛することが出来なくなった。 感情が乏しいが、人の感情には敏感。ただし、死体を前にした時は別人のように饒舌になる。 ◆心境 …ここは余談。ネクロフィリアになった心境として、母親に愛されず否定されてきたため、「自分を受け入れて欲しい」っていう気持ちが幼少期からあったんだと思う。母親が倒れて死にかけの時は、抱きついてもキスしても甘えても否定されない殴られない怒鳴られないってことに酷く喜んで、このまま動かなければいいのにってなったのかな。自分を否定するくらいなら一緒のこと動かない方がいい、意識がない方がいい。冷たい死体を抱いているときの方が心がポカポカするんじゃぁ…。

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