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【悪霊の家】◆Adeline Ives （アデライン・アイヴズ）　69歳　アメリカ人　 ミネソタ州出身。スタントウーマンになるためロサンゼルスへ飛んだのち、退職してミネソタ州のミシシッピ川のほとりに戻ってきた。 自分より10歳以上若い男性を「青二才くん」と呼ぶ。庇護対象であること、親しみ、信頼していないことの表れである。図太く、基本的にはハッスルおばあちゃん。 ▼喋り方：ゆっくり喋る。一人称は「私」「わたしゃ」 「昔はぺらぺらぺらぺら、お喋りらしゅう喋りよったもんを、喋りつづける体力も気力も、の～なってしもうた」 「こっちきんさい」「ほうなんかね」「ほうかえ」「ほうじゃねえ」「～じゃけえのお」 ▼スタントウーマン ロマンの体現者として、数々の映画で階段を転げ落ちたり、火あぶりになったり、馬に乗ったり、車に落ちたり、ガラスを体で割って建物から脱出したりしてきた。 乗馬の技術に長けており、危険なスタントもこなした。安全性を確保しつつ迫力を追求するプロ意識は高く、自分が関わった映画には自分も含めて死者や重傷者を出したことは一度もなかった。ただひとり、最愛の息子アンドリューを除いては。 スタントウーマンとしてはもう体も衰えていたこともあり、息子の死をきっかけに退職。現在は出身地の田舎でひっそりと暮らしている。 旅行が趣味で、自分や息子が出演した、あるいは見たことのある映画の撮影場所を訪れて、懐古するのが好き。 ▼息子　Andrew Ives （アンドリュー・アイヴズ）愛称：Andy（アンディ） （名前の由来はキリスト十二使徒のアンデレAndreasで、男らしい、勇敢な者、という意味） スタントマンの一種、車を運転（カースタント）するスタントドライバーだった。スタントマンになって2年になろうとしていた頃、母アデラインもいる現場でカースタントの撮影中に事故を起こし、母に見守られながら死亡。最後の言葉は「スタントマンの保険は高いぞ～。楽しいこと、してくれな。」だった。母は「知っとるわ！なのに、親より先に死ぬな、ってのを知らんのか……！ど素人が……ッ！」と返した。 じきに息子の幽霊を頻繁に見るようになる。それは自分も関わった現場で息子を死なせてしまった後悔からくる幻覚なのか、はたまた母を心配する魂をもった本物の幽霊なのか。息子のことをもっと知りたいと幽霊について調べるうちに、オカルトに詳しくなった。 彼女が着ている服の色は、息子が最後に乗っていた車の色と同じである。 ▼ご主人　Alexander Ives （アレクサンダー・アイヴズ） 息子が亡くなった直後に病死したため、病気に息子の事故死のショックが重なった可能性がある。死後、夢の中でよく会う。 ▼現在の性格 年齢にしては筋力や体力がある方だが、ピーク時からは当然ながら衰えている。それに対して、前と同じ動きができなくて辛い、悔しいという思いが強い。まわりの人の静止がなければ無理をしそうになる。あとは死ぬだけだ、という諦めの気持ちもある。 ▼時系列 21歳　息子を出産 41歳　息子が20歳でスタントドライバーになる 43歳　息子が22歳で亡くなる　夫が46歳で病死　アデラインは退職する 64歳　30歳の探偵リアムに会う　かつての撮影現場に旅行で訪れた際に、殺人事件が起こり、リアムが解決した。これが出会い。 69歳　「悪霊の家」本編開始　5年後のこの年に再会する。 KPCはディレクター。昔のアデラインの仕事仲間である。彼はアデラインの退職理由やその後の様子も知っており、幽霊に関する情報をアデラインに教えてくれた。その一つが件の幽霊が出ると噂の家であった。 48歳（息子が生きていたら） 【死にたくない理由】 息子の「楽しいことをしてほしい」という願いをかなえたい

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