タグ： 石垣嶌 ロスト

◆ベース職業 クトゥルフ2015 / 占い師ベース 職業技能P / EDU*10+APP*10 (160+130) →290 特記：オカルトを信じている人に対する〈言いくるめ〉〈説得〉に+10%のボーナス。 ◆特徴表 【4-9 暗黒の祖先(D)】 邪悪な一族、カルティスト、人肉捕食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。D100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。 1d100→87 1d6→6 / 技能ポイント+60 【5-10 受け身】 どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロールの成功の範囲に+20% ------------------------------------------------------------------------------------------- 妖しい雰囲気を持つカリスマ占い師…だと本人は思っている中二病占い師の女性。 外見が幼くファッションセンスが多少奇抜なため、異様な空気感を纏っては居るが蓋を開けてみれば、少しばかりを趣味を拗らせただけの超小柄な成人女性、それが『小匙リリ』である。 しばし病弱なところがあり幼い頃は病床で多くの時間を過ごした。故に創作物や、家の中で遊べるものへの関心が高く、それが高じて占い師となったようだ。 育ちはよく身のこなしは上品であり、趣味は紅茶を入れること。 愛情を持って育ててくれた両親や義理の姉のことが大好きであり、愛している。 少しばかり心配性で思い込みの激しいところがある。 「ごきげんよう。あなた達が、呪われし封書に導かれし運命を共にする天使たちかしら？」 「あら、わたくしの右目が気になりますか…？　ふふ、深淵に迷い込みたくなければ目を背けていることね」 「わたくしの占いは占いではありませんわ。アカシックレコードに刻まれたあなたの星の運命〈さだめ〉をお伝えしている…ただの伝言ですもの」 「たとえ煉獄の底へこの身をやつそうとも、その頼みは聞けませんわ」 「きゃーっ！？ひ、ひと…死………、あ……いえ…こほん……その…魔界の扉が、開いてしまったようですわね…」 「わたくしたちの出会いに祝福を…天の祝詞を奏でましょう」 持病により先が短いと知らされたのは三年前のこと。 彼女にとって何より気がかりなのは残される、育ての親とも言える義理の姉のことだった。 彼女は幼少期に火事で屋敷ごと家族を失った小匙リリを引き取り、蝶よ花よと大切に育ててくれた。 唯一の家族であるリリを失ったとするならば、おそらく義理の姉は孤独に苛まれることだろう。 そんな彼女のことがひどく心配でならず、自らの死後「義理の姉の記憶から自分の存在を抹消する」ことを願いとした。 なんとか彼女に過去の自分のような孤独を味わわせない方法はないだろうか？そんな願いに取り憑かれるうちに、魔術の道へと足を踏み入れて行くと同時に、占いの技術も身につけたようである。 占いでは水晶(宝石)を使用する。常に手に持っており、お守りと言い張る。商売道具である水晶に指紋をつけたくない、と言う理由で常に手袋をつけている。 魔道書の表示にはカモフラージュとして「Diary」と記された鍵付きのブックカバーがかけてあり、鍵は荷物の中に入っている。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【小匙 マナについて】 義理の姉である小匙マナは、小匙リリの父の愛人の子であった。 父は、産まれて間も無く母を失い身寄りのなくなったマナを娘として迎え入れた。 しかし、彼女の小匙家での扱いは、愛人の子と言うこともあり決して良いとは言えるものではなかった。 粗雑に扱われ、満足と言える愛情を与えられず、後ろ指を刺されながら大人になった。 リリが生まれてからの彼女の扱いは悪くなる一方であり、独り立ちできるほどに成長した頃にはマナは追い出されるように家を出て行った。 そんな彼女は、家の中で唯一自分になつき、愛情を与えてくれていた小匙リリへしばしば歪んだ愛情を向けて居た。 マナにとって小匙家は呪われた家だ。自分の居ない小匙家でリリはひどく寂しい思いをしているのではないか…という思い込みへ取り憑かれるようになり、ゆらゆらと形を変えながら燃え盛る炎のような感情は、いつしか屋敷をその赤色で染め上げ、小匙リリの家族を皆焼き尽くすまでに至った。 そうして彼女は、愛する義理の妹との生活を手にした。 そんな彼女は、小匙リリへの愛情を抱えながらも、彼女の思惑を知る由はないのであった。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ